原子力線の旅(続湖西線の旅)2009-11-24 Tue 01:51
その昔、東海村に日本で始めて原子力発電所が稼動を始め、その電力を都心に向けて送電する「原子力線」という15万4千ボルトの送電線がありました。年月と共に途中に変電所などが建設されたりして名前も変わり、今では「都心へ運ぶ」という目的も薄れてしまいました。前回「湖西線の旅」では、この旧原子力線を新野田変電所から北に辿り、石岡線までを紹介しました。今回は石岡線から北を辿る旅です。
前回、石岡線の建設年度が不明ということになっていました。これは45号鉄塔の番号札ですが、平成6年6月となっています。昭和39年ではないですね。石岡線とその続きの西水戸線は複導体のかなり大きな鉄塔ですので、おそらく古い送電線は撤去して建設しなおされたのでしょう。 ![]() ↓石岡線44号鉄塔を臨む。鉄塔の形もスリムで新しいタイプですね。なお、下2回線は66KV岩間線です。 ![]() ↓西水戸変電所にある石岡線の1号鉄塔(左)と西水戸線(右)。石岡線はここでは単導体ですが、次の鉄塔で66kVを4回線併架し、複導体に変わります。この写真の石岡線鉄塔はなんとなく39年当時の鉄塔の様な気がします。 ![]() 西水戸線はここから那珂変電所に向かいますが、途中の鉄塔で西茨線(何て読むんでしょう?さいばらせん?)を併架します。 ![]() ここで左から来る西水戸線(上2回線)と右から来る西茨線(上2回線)はほぼ直角に曲がって那珂変電所に向かいますが、私は昔は西茨線がそのまま真っ直ぐに延びていたんじゃないかと思っています。西茨線はここから那珂変電所の間だけなぜか複導体に格上げされます。那珂変電所から石岡変電所までの西水戸線〜石岡線は、このように統一感がなく、また、4回線分の腕が出ていても2回線しか使われていなかったり、かなりちぐはぐな感じがします。確かに那珂変電所には東海発電所の他、常陸那珂火力発電所や勿来火力発電所から豊富な電力が送られてきますので、出て行く方も大型の鉄塔を造るのはわかりますが、電力需要を見ても石岡周辺はそれほど大電力を消費するとも思えず、複導体にする意味があるのかわかりません。もしかすると、都心までこの規格で建設する予定があって、それが中止になったとか・・・ 西茨線はしばらく常磐自動車道に沿って北上します。 ![]() 建設はやはり昭和39年。湖西線、新治線と同一です。 ![]() 西茨線は那珂市にある茨城変電所に至ります。 ![]() 茨城変電所から日本原子力発電の間は村松線で結ばれています。因みに、写真左下に小さく写っているのは西茨線42号鉄塔です。 ![]() 建設はやはり昭和39年。 ![]() 村松線は原研のすぐ手前の28号鉄塔で南北2手に分岐します。村松線はここから内角60度ほど向きを変えて南に向かいますが、その先の鉄塔は昭和57年建設。行き先もどうやら発電所ではない様子。一方、ゆるい角度で北に曲がり北上する送電線は・・・ ![]() なんと「原子力線」ではないですか この名前、残っていたんですね。建設年度を見てみると・・・![]() 昭和39年! なんかドラマチックな結末ですね(って思うのは私だけか?)。 原子力線はちょっとの間国道245号線に沿って北上し、構内に消えていきました。 ![]() なお、原子力線の若番は村松線28号鉄塔側でした。また、上の写真の左側1回線は、原電石神線という66kVの別回線です。原電石神線は村松線に併架されてきます。どうもこれらから察するに、すでに村松線や原子力線は発電所で発電された電気を送電する役目は終えて、発電所や関連施設に電源を供給するために存在しているように思えます。下の写真は、現役で東海第二発電所からの電気を送電している東海原子力線の鉄塔です。 ![]() |
アムダールの法則2009-11-21 Sat 14:10
仕分け人に仕分けされて、こんな予算は無駄ですと言われてしまった人達が、予算実施を求めて各所で気炎を上げている。私に言わせればこんな事になることはわかり切っていたことで、騒いでいる人達はまさか自分の所に火の粉が降ってくるなんて思ってもいなかったのだろう。これも民意と思って諦めてもらうしかない。子供手当てや高速道路無料化の方が大事なのだから。
さて、仕分けされてしまった事業の中に、世界一の演算性能を有するコンピュータの開発というのがある。これは以前から「ハコモノ」と言われて批判も多いのだが、私も全く同感である。 と言うのは、単体のCPU性能向上が頭打ちになってきた現在においては、プロセッサの並列化によって演算速度を向上させるのが定石である。しかしそこにはアムダールの法則というものがある。 アムダールの法則では、N個のプロセッサを並列で動作させた場合、全体の性能向上率は、プログラムの中で並列化できない部分の割合をFとすると1/{F+(1-F)/N}で表される。この式でN→∞として極値を取ると1/Fとなる。つまり、どんなに沢山のプロセッサを使用してピーク性能を向上させたとしても、プログラム並列化率(1-F)を上げない限り性能向上率は頭打ちとなる。例えば5120個のプロセッサを有していた地球シミュレータの場合、並列化できない部分の割合を全体の0.02%にしてやっとピーク性能の50%が実現できる。BlueGeneのように65536個も搭載している場合は0.002%である。したがって、金を掛けなければならないのは、ハードではなくソフトウェアの方なのだ。「並列化率向上化推進事業」とかならまだ賛成できるというものだ。しかし、いくら向上化と言っても限度がある。並列化率を極限まで高められる計算分野は限られている。事業計画にはあれもこれも高速化可能なようにうたわれているが、それは精査が必要だろう。 それに今ではGPGPUなどで1TFLOPS程度の演算速度は個人でも容易に手に入れられるようになってきている。これまでメインフレームと呼ばれていた中央集権システムがミニコン→ワークステーション→パソコンと移り変わっていったように、こうした中央集権的なシステムはいずれ時代遅れのものとなろう。 |
星見風呂2009-11-19 Thu 00:09
しし座流星群は結局夜明けまで晴れず、観望できませんでした。観望場所も遠征する気もめげて、近場の雪入ふれあいの里公園で。
今日は仕事も休みなので、やさと温泉ゆりの郷へ行ってきました。 ![]() (写真はゆりの郷のホームページより。なぜか左右反転した写真が掲載されていたので修正しました) ゆりの郷は家から無理なく行ける日帰り温泉施設の中では最もお気に入りの場所です。仕事が終わった後などにもたまに寄ります。平日の19時過ぎに行くと200円割引で600円になります(休日昼間1000円夜間800円)。お湯は「アルカリ性単純泉」ということになっていますが、無色透明無味無臭(カルキ臭あり)。これほんとに温泉?という感じです。一応pHは9.9もありかなり強いアルカリ性ですが、ヌルヌルするわけでもなくいたって普通のお湯です。pHはヌルヌル度に関係ないという見本の様なお湯ですね。万葉の湯と真秀の湯の二つが男女入れ替えで日によって代わりますが、万葉の湯の方が断然眺めが良いです。上の写真は万葉の湯ですが、筑波山が良く見えます。あと、ここの食堂も地元産の食材を使ったメニューが豊富です。八郷のお米はうまいです。新米収穫の時期には「御飯のお代わり自由」というサービスもしていました。 今日は残念ながら真秀の湯になってしまいましたが、ちょうどオリオン座が昇って来るのが真正面に見えなかなかおつなものでした。空気も澄んでいて、おうし座、ぎょしゃ座、ふたご座など、冬の代表星座を眺めながら閉館まで入っていました。 |
なんかやばいかも2009-11-17 Tue 20:31
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今日はダメか・・・?2009-11-17 Tue 19:41
今夜はしし座流星群の極大日。
天気予報では夜明け頃に晴れの予報が出ている場所もあるのだが・・・ 南ほど回復が早そうなので、房総辺りが良いのかなぁ。悩んでいます。 |










この名前、残っていたんですね。建設年度を見てみると・・・








