FC2ブログ

李-スワン彗星

約3年ぶりに里美牧場に李-スワン彗星(C/2009F6)を撮影しに行ってきました。里美牧場は昔は良く利用していた場所ですが、撮影地点の周囲に風力発電の風車が乱立して以来、全く行かなくなりました。花立山などより標高が高く空も暗いのですが、風車のライトアップがあったり、航空障害灯が点滅していたり、なによりも巨大な風車が空を覆い隠すようにあるため、写真撮影には不向きな場所になってしまいました。
今回の彗星は、夕刻の西空の低空を狙わなければならなかったので、他の場所よりもマシだろうと思い、里美牧場に決めました。

C/2009F6(カラー)

月明かりもあり、あまりはっきりと写りませんでした。彗星も小さくて暗いです。
C/2009F6(白黒)

スポンサーサイト



line

天体写真と発電機


ここ数日「天体写真 発電機 騒音」などのキーワードで訪れる方が急に増えています。どこかの掲示板か何かで炎上でもしているのでしょうか?

私は、発電機が環境にどうこうなどは全く眼中にありません。はっきり言わせてもらえば、うるさい物はうるさいのです。騒音は立派な公害です。夜になれば(もちろん昼間もですが)、隣近所に迷惑にならないよう、テレビやオーディオの音を小さくしたり、子供を騒がせないように配慮するのではないでしょうか。それと同じことです。周りの人に不快な思いをさせないよう配慮するのは、人が集まっている所での基本的なマナーだと思うのですが。

車中泊でのアイドリングも同様。

「人様に迷惑を掛けないように」という言葉は死語になったのでしょうか。

line

役人閑居為不善

金融庁は外国為替証拠金取引(FX)業者に対する規制強化に着手する。顧客が業者に預けた証拠金の数倍の取引ができるレバレッジ取引の制限などが主眼。証券取引等監視委員会が24日、FX業者に対する規制強化を金融庁に建議したのを受けて、必要な法令改正の作業に入る。

 金融庁は、レバレッジ取引を証拠金の何倍までできるかなど制限を設けるほか、損失が一定割合以上となった場合に自動的に決済するルールの義務づけを検討している。

 FX取引は、少ない証拠金で高額の取引ができるため人気を集めているが、証拠金の数百倍のレバレッジ取引をした結果、多額の損失を被ったケースが目立った。また、業者が顧客から預かった資金を運転資金に流用したまま破綻(はたん)し、返還されないケースも問題になっていた。【井出晋平】


毎日新聞より

・・・また余計なことを。聞くところによれば、レバレッジを20倍~30倍に制限するそうである。これで日本のFX業界は壊滅的被害を蒙るかもしれない。役に立たない役所(不役所とでも言おうか)程、こういう世間の害になる法律を作りたがる。全く、「役人閑居して不善を為す」である。

池田氏のブログに書かれていたが、やはり日本は社会主義に向かって舵を切ったと見て良さそうである。少し前の番組だが、NHKで「日本の、これから」という討論番組をやっていたのを見た。番組の終わりのほうで、確か自営業の方だったと思ったが、「今の日本はどんどん規制が厳しくなり、社会主義化しているんです」のような発言をされた方がおり、会場には失笑が起こっていたが、私は至極真っ当な感想だと思った。また、それを失笑してしまう大多数の人達の感覚を疑うのである。
line

要塞・南いわき開閉所

休日高速道路どこまで行っても1000円の制度を利用して、東京電力の福島県南いわき開閉所に行ってきました。南いわき開閉所は、福島県の田村市と川内村の境界線上にあります。

新いわき開閉所も同様ですが、これらは山奥に建設されていて近付くのに一苦労です。特に今回の南いわき開閉所は、地元の営林署とグルになって周囲の林道をことごとく通行止めにしており、接近するのに非常に困難を極めました。まるで秘密基地か要塞のよう。鉄塔調査隊始まって以来の「藪漕ぎ」も実施されました。

まずは前座の相馬双葉幹線(500kV)62号鉄塔。
相馬双葉幹線62号
1/25,000地形図では、南いわき開閉所を迂回していくように描かれていますが、ちゃんと構内に引き込まれています。東北電力の南相馬変電所に至ります。この路線は東北電力と東京電力との間で電力のやり取りをする連系線の一つです。

下の写真は、川内線63号鉄塔です。明らかに相馬双葉幹線の続きの番号になっていています。この先は新いわき開閉所に行っていますが、そこで確認した時は確かに川内線でした。
川内線63号


さて、いよいよ真打の登場です。
南いわき幹線1号
南いわき幹線1号鉄塔です。南いわき幹線は、鉄塔の設計は1000kVになっていて、今は500kVで送電を行っています(現在日本で1000kV送電を行っている所はありません)。この鉄塔の構造を良く見ると、向かって右の下流側の碍子は56個の4連、導線数は8導体で確かに1000kV設計ですが、開閉所側は碍子数30の2連、4導体の500kVの構造になっているようです。1000kV送電の際には付け替えるのでしょうか?開閉所側はこの先更に1-1鉄塔(写真:下)に繋がり、構内に接続されています。
南いわき幹線1-1号鉄塔

こちらは2号鉄塔。それにしても巨大な碍子ですね。
南いわき幹線2号

↓南いわき幹線10号鉄塔
南いわき幹線10号

南いわき幹線は、矢板のあたりで東北自動車道に交差しているところを見ることができますが、大抵は山奥の稜線などに鉄塔が建てられており、足元まで行くのはハイキング~登山の装備が必要な場所が多いでしょう。南いわき幹線はこの先、群馬県の東群馬変電所に至ります。東群馬変電所からは東群馬幹線となって西群馬変電所に至り、西群馬幹線や南新潟幹線と共に首都圏最外縁を環状に結ぶ送電網を形成しています。

↓後日撮影した南いわき幹線100号鉄塔です。
南いわき幹線100号

南いわき幹線100号碍子


おまけ
南いわき開閉所の近くには、電波時計で受信される電波を送信している大鷹鳥谷山(おおたかどやさん)標準電波送信所があります。
JJY送信所

line

追加景気対策のお寒い内容

はなから期待していなかったのでどうでも良いのだが、やはり15兆円の追加景気対策にはガッカリさせられた。結局のところ、麻生にできることはバラマキしかなかったということだ。官僚の操り人形に向かってどうこう言ってもしかたが無いのだが、役所そのものが経済発展の障害になっているということに気付いていないようだ(気付いていても知らんぷりかも知れんが)。エコカー買い替えの補助?そりゃ一時的に車は売れるかもしれないが、エコカーが走ったところで雇用を生むわけではない。補助金が打ち切られれば元の戻るだけの話。エコカー生産に一時的に雇用は増えるかもしれないが、その後には落ち込むことは目に見えている。だとすれば、ここで正規社員を雇うわけには行かないから、またぞろ派遣社員を雇用して一時的な増産を凌ぐだけだろう。あ、いや、製造業に派遣労働は規制すべきとか言ってたっけな。じゃあ海外拠点で増産だな。その他、婦人の癌検診の補助だとか子育て手当てとか、それ自体別に悪い事ではないが、なぜそれが景気対策なのか理解に苦しむ。景気対策と言うよりは支持率対策と言うべきだろう。やはり日本の景気回復は外国頼みという他は無い。

それにしても、なぜもっとスピーディーな対応が取れないものかといつも思うのだ。100年に1度(かどうかは知らないが)の経済危機もぼちぼち出口が見え始めている。今は世界各国が大変な金融緩和を実施している。手綱の締め時を間違えれば、あっという間に猛烈なインフレに見舞われる確率が高い。そろそろそういう事を心配しなければいけない時期に来ていると思う。今頃追加経済対策とかやっている時期ではないという気がしているのは筆者だけだろうか? そういう対策は「アメリカの問題でしょ?」などと嘯いていた福田内閣の時にやっておくべきだったのだ。

line

湖西線の旅

ここは「鉄塔調査隊」ですので、鉄道の湖西線の話ではありません。茨城県と千葉県を結ぶ送電線の話です。鉄道の検索で来た人、ごめんなさい。

湖西線は、茨城県の霞ヶ浦変電所から千葉県の新野田変電所までを結ぶ15万ボルトの送電線です。大変ユニークな形の鉄塔が多くあり、知る人ぞ知る鉄塔であります。下の写真は、新野田変電所のすぐ脇にある98号鉄塔です。この上を東京東線が通っているため、高さを切り詰めて横に広げる、通称ドナウ型の鉄塔です。
湖西線98

湖西線はつくば市の万博記念公園の付近を通るところでは、非常に近代的な環境調和型鉄塔になっています。
湖西線36

湖西線37


下の写真は、湖西線1号鉄塔になります。この鉄塔は、筑南線と共通の鉄塔になっていて、向かって左から来る線が湖西線、右から来るのが筑南線です。共に霞ヶ浦変電所に接続しています。
湖西線1
この構図を見て思ったのが、今でこそ湖西線は霞ヶ浦変電所から出て行くようになっていますが、元々はそのまま北に伸びていたのではないか?という疑問です。湖西線1号鉄塔から北側は筑南線になります。筑南線は新筑波変電所から出発して霞ヶ浦変電所に至りますが、途中の86号鉄塔で新治線が分岐します。下の写真がそれで、写真の右側(霞ヶ浦変電所方向)から、撮影地点の方にほぼ直角に折れ曲がるのが筑南線(および筑館線66kV)、左の方に出て行くのが新治線です。
筑南線86

この、湖西線~筑南線86号鉄塔~新治線というルートが元々のルートではなかったのかという推測です。筑南線が建設されたのはそれほど古くないので、後から接続されたものだと思いますが、新治線の建設はそれより古く、湖西線と同じ昭和39年です。この一致は元々両方は同一の路線だったという説を裏付けます。新治線はここから石岡変電所までを40基の鉄塔で結んでいます。
新治線3号
新治線3号鉄塔

石岡変電所からはさらに北に石岡線が延びていきますが、もしかするとこれも同一の路線だったかもしれません。今のところ建設年次が不明なのでなんとも言えません。石岡線は石岡変電所から西水戸変電所に至ります。
石岡線84号
石岡線84号鉄塔

ここまでの鉄塔の経路を地図にしてみました。黄緑色が湖西線、赤が筑南線(の一部)、灰色が新治線、青が石岡線です。ほぼ一直線につながりますね。
経路図
出典:「電子国土」 URL http://cyberjapan.jp/

西水戸変電所からも更に北東に延長もできるような気がします。恐らく、西水戸線(赤)がその延長だろうと思います。西水戸線は途中で直角に折れ曲がって那珂変電所につながりますが、あるいはそのままま折れ曲がらず西茨線(途中まで西水戸線に併架)で茨城変電所に至るルートが元々のルートだったと考えられなくもありません。ここからは東海村の原子力発電所は目と鼻の先です。茨城変電所から日本原子力発電所までの間には村松線という路線が通っています。湖西線が建設された昭和39年とは、東海原子力発電所が稼動を開始したのとほぼ同時期です。これは想像でしかありませんが、湖西線は元々東海原子力発電所で発電された電気を都心に向けて送電する路線だったのかもしれませんね(因みに、現在の27万ボルトの東海原子力線は、那珂変電所に接続しています)。また、茨城変電所には、茨城線という由緒ある15万ボルトの送電線も接続しています。

(2009.8.18 追記)
予想通り、湖西線はその昔「鹿島幹線」という名前で、東海原子力発電所から東東京変電所(現在の新野田変電所)までを結んでいたそうです。鹿島幹線はその後「原子力線」という名前の時期もあったようです。現在の経路と路線名をまとめると発電所側から

日本原子力発電所
     ↓ 村松線
茨城変電所
     ↓ 西茨線
     × (現在は繋がっていない)
     ↓ 西水戸線
西水戸変電所
     ↓ 石岡線
石岡変電所
     ↓ 新治線
     ↓ 筑南線
霞ヶ浦変電所
     ↓ 湖西線
新野田変電所

のようになります。
line

雇用対策に名を借りたバラマキ

緊急雇用対策と称して、ハローワークで雇用促進住宅への入居斡旋や融資が実施されるようである。まぁこれは「緊急」と名の付いた対策であるから細かいことは言わないが、対象になる人は最大限この制度を活用して欲しいと思う。で、「緊急」ではない対策はどうなっているのか。平成21年度から「ふるさと雇用再生特別基金事業」という昔どこかで聞き覚えのあるバラマキが始まる。自治体が独自に事業を考案し、運営を民間に委託するそうである。要は、特に良い案も浮かばないので、とりあえず金を工面して地方に丸投げ。あとは勝手にやってねという事らしい。こんな事業がうまく行かないだろうことは容易に想像が付く。どうもヤクニン連中は対症療法だけしか頭に無い様で、原因療法は全く手付かずである。

まず、なぜ失業者が住む家を確保できないか。理由の一つに、日本の賃貸住宅が非常に借り難いという点がある。もちろん、家賃が払えないのではしょうがないが、そうでなくてもやれ連帯保証人だ、敷金・礼金だ、信用調査だのやたらとハードルが高いのである。実は私も一時無職になった時期があり、新しい職場に移るため家を借りようとしたところ、新しい職場の採用通知書のコピーを出せと言われた。就職先が決まっていなかったら借りられなかったかも知れない。雇用促進住宅の存続などアホなことを考えていないで、是非とも家を借りやすい世の中にして欲しいものである。
それから「ふるさと雇用再生特別基金事業」。そもそもこういう資金を出すべきは銀行である。しかし、今では銀行は機能不全に陥り、全くと言って良いほど役割を果たしていない。単に国債を購入するだけしかしていないと言っても言い過ぎではなかろう。鳩山総務大臣もどうでも良いことの重箱の隅をつついていないで、ゆうちょ銀行に対して地域のために積極的に融資をするよう指導でもしたら良いと思う。
line
line

line
プロフィール

夜行虫

Author:夜行虫
夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

line
最近の記事
line
最近のコメント
line
最近のトラックバック
line
月別アーカイブ
line
カテゴリー
line
ブログ内検索
line
RSSフィード
line
リンク
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
sub_line