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南相馬変電所

南相馬変電所は、福島県南相馬市にある東北電力の変電所です。
500kV級送電線が2系統出入りしているほか、275kV級が3系統、66kV級が2系統出入りしています。
南相馬変電所

変電所は3ブロックに分かれていて、1番南のブロックに500kV級が接続され、真ん中のブロックに275kV級が、一番北側のブロックに66kV級が接続されています。

南西側の鉄塔から反時計回りに紹介していきましょう。

常磐幹線281号鉄塔
常磐幹線281号
常磐幹線は東北電力の鉄塔でも紹介しましたが、西仙台変電所と南相馬変電所を結ぶ500kVの送電線で、途中で新地火力線が合流します。

相馬双葉幹線1号鉄塔
相馬双葉幹線1号
相馬双葉幹線(500kV)は東京電力との連系線で、両電力会社の間で電気を融通しあいます。夏の間は関東地方の電力が不足気味になるため東北電力から東京電力に電気を供給し、冬の間は逆に東京電力から東北電力に電力を供給することが多いのだそうです。東京電力南いわき開閉所との間を結んでいます。

相福幹線178号鉄塔
相福幹線178号
相福幹線は福島市の福島変電所と南相馬変電所を結ぶ275kV・複導体の送電線です。東北電力は…幹線と名前を付けるのが好きですね。東京電力だとこの位の送電線だとあまり幹線とは付けないのですけどね。

いわき幹線1号鉄塔
いわき幹線1号
いわき幹線も東京電力との間で電気をやり取りする連系線で、新福島変電所に至る275kV・複導体の送電線です。

原町火力線48号鉄塔
原町火力線48号
原町火力線は、南相馬市の原町区の原町火力発電所から南相馬変電所に電気を送る275kV・複導体の送電線です。原町火力発電所は200万kWの石炭火力発電所です。

浪江線・南相線1号鉄塔
浪江線・南相線1号
手前側が浪江線、奥側が南相線で、共に66kVの送電線です。どちらも行き先は未確認ですが、浪江線は浪江町を通って新福島変電所の方まで伸びている(途中で名前は変わっているかも)ようです。また、南相線は南相馬市街に電力を供給しているようです。

東北電力の変電所の引き留め鉄構には、下の写真のようにでかでかと路線名が書かれているので好きです。それに比べ、鉄塔の番号表示板は非常に小さいものしか付いていなくて、鉄塔の足元まで行かないとわからないものが多いです。
引き留め鉄構

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車中泊に適した道の駅 ~福島県~

2011.3.31 本情報は震災前のものです。「ならは」は原発事故避難命令区域内にあり、立ち入り禁止です。
2010.11.1 道の駅しもごうを追加、つちゆを削除

福島県の道の駅は、全体的に広い駐車場を有しているところが多く、車中泊はしやすいと思います。

■喜多の郷■
地図
日帰り温泉「蔵の湯」が併設された道の駅。駐車場も170台が駐車可能で、車中泊にはかなりお勧めです。コンビニもすぐ近くにあります。隣には八方池という人造湖?があり、白鳥が飛来するそうです。蔵の湯はシャンプーやボディーソープが置いてありませんので注意してください(2010.5.5追記:現在は置いてあるようです)。午後5時以降は入浴料金300円になります(通常500円)。
喜多の郷2

喜多の郷1

喜多の郷4

■ならは■
地図
塩化物泉・ナトリウム強塩温泉の「湯遊ならは」が施設内にあります。22時まで営業(入館は21時まで)しているので、遅く着いても間に合います。地図を見ると国道6号線に沿っていてうるさそうに思えますが、道路から見ると高台の上にあり、意外と静かです。コンビニも車で数分のところにあります。
ならは1

ならは2


■会津柳津■
地図
国道252号線と只見川の間にある道の駅。隣には足湯があり、柳津温泉街もすぐ近くです。駐車場は100台駐車可能です。只見川側(奥)が静かで良いのですが、トイレが国道側にあり、遠くなるのが難点です。売店等も比較的近くにあります(県道側)。
柳津1

柳津2


■羽鳥湖高原■
地図
白河羽鳥レイクライン沿いにあり、羽鳥湖も近いです。割と標高が高いので、夏の車中泊に向いているかも知れません。付近にはコンビニ等はありません。駐車場はそれ程広くありませんが、かなり辺鄙な場所ですのでたぶん大丈夫でしょう。
羽鳥湖高原1

羽鳥湖高原2


■裏磐梯■
地図
これと言って特徴はないですが、標高が高い(約800m)ので、夏の車中泊に向いていそうな感じです。桧原湖や五色沼方面散策のベースとして活用できると思います。秋は周囲の紅葉がきれいです。2010.11.1追記:道の駅つちゆは、駐車場の傾斜がかなりあるので削除することにしました。
裏磐梯

DSC_3089.jpg

DSC_3092.jpg

■しもごう■
地図
なんとなく静かで寝やすそうなのでピックアップしてみました。施設近傍にはお店や温泉などはありませんが、ちょっと足を延ばせば甲子温泉など何か所か温泉があります。駐車場には100台が駐車可能です。
DSC_0041.jpg

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ディープサイクルバッテリー

最近「ディープサイクルバッテリーは普通の充電器では満充電にはできない」というのをあちこちのサイトで目にします。確かにACデルコのボイジャーは16Vの充電電圧が必要であるとされていて、専用充電器が販売されています。しかし、私が使用しているブライトスターは普通の充電器が使用できるのが売りだった筈…という事で少し調べてみました。

ブライトスターは、(株)電星韓国の世邦電池(Global Battery Co.,Ltd.)からOEM供給を受けて販売しているバッテリーです。また、このルートとは別に(株)ナカノという所がここからOEMで供給を受け、G&Yuというブランドで販売しています(ナカノにTELして聞いたところ、ブライトスターとG&Yuは性能的に同一だということでした)。世邦電池のSMF(Super Maintenance Free)バッテリーのカタログの中に、ブライトスターの型番と同じSMF27MS-730がありました(G&Yuの同型も同じ型番)。スペックを見ると、5時間率容量72AH, 同20時間率90AH, RC=125, CCA=730, CA=860(注1)と出ています。しかし、ブライトスターのRC値は160で20時間率容量は105AHの筈です。両者は別のものなのか、カタログが古いのか、はたまたブライトスターが性能を偽っているのか…。まぁそれは判りませんが(注2)、このカタログの最後のページに「最大充電電圧は14.6V」と書いてあります。という事は、普通のバッテリーチャージャーでも良いということです。

ボイジャーのCCAは550Aで、スタータ性能をかなり犠牲にしていることがわかります。つまりバッテリーの内部抵抗が大きいということになります。言い換えれば、ディープサイクルとしてはボイジャーの方がブライトスターより真っ当な作りをしているのかも知れません。想像でしかありませんが、内部抵抗が高い分、高い電圧を必要とするのでしょうか?良く判りません。色々他のバッテリーをあたってみましたが、ボイジャーと同じように16Vで充電せよと書いてあるバッテリーは他には見つかりませんでした。ただ、ブライトスターにも共通して言えることですが、かなりの深放電をしてしまったバッテリーは、サルフェーションを起こして電気が通りにくくなっていますので、充電当初は16V程の充電電圧を必要とします。これは世邦電池のサイト内にあるマニュアルにも書かれています。レディパルスのような高電圧パルスも有効だと思います。このような場合、「満充電にできない」というレベルではなく、普通の充電器では充電できません。

余談ですが、均等化充電と言って、バッテリーセル間の充電量を揃えるため、適正充電電圧より1V程高い電圧で充電することがあるそうです。

更に余談ですが、G&Yuと言うのはグローバルユアサという以前あった会社の名前から来ています。グローバルは世邦電池(Global Battery)のことで、以前はユアサと技術提携の関係にあったそうですが、平成17年に提携関係が終了しています。もしかしてあの国のあの法則が発動したのでしょうか?

(注1)
RC = 25A(25℃)の電流で何分放電出来るのかの容量表示(Reserve Capacity)
CCA = -18℃において30秒間に放電できる最大電流量 (Cold Cranking Amps)
CA = 上記の0℃での値 (Cranking Amps)

(注2)
実際にブライトスターのバッテリー容量を測定された方がいまして、それによると92AH(20H)だったとのことです。世邦電池のカタログ数値に近いのが気になります…

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車中泊での炊飯

以前にもちょっと紹介しましたが車中泊時の食事のについて書いてみたいと思います。

車中泊のときにテーブルを出して、そこで携帯用ストーブ等を使える場合は良いのですが、道の駅や高速道路のSA.PAなどではさすがにそれはためらわれますね。そんな時にはサブバッテリーを使用して食事を作ることになります。私は象印の3合炊きの電気炊飯器(NS-ND05)を使っていますが、炊飯時の消費電力は280Wなのでサブバッテリーでもまず問題はありません。最近流行のIH炊飯器は消費電力が大きいので車中泊用には不向きです。マイコン制御のものが良いでしょう。(2009.6.23追記:私の100Vインバータは矩形波出力ですが、この炊飯器は問題無く使用できています。恐らくヒーターのON/OFFなどの低レベルな制御しかしていないからだと思います。炊飯器の中には、温度制御をトライアック等波形制御をしているものがあり、インバータと炊飯器の相性には注意が必要です。因みに私の炊飯器はもう売っていませんが、後継機はこれと思われます)
炊飯器


それに対して、お湯を沸かすのはかなりの電力を必要とし、サブバッテリーにもかなりの負担がかかります。私はツインバード TP-D413という電気保温ポットとサンヨーのトラベルクッカーを使用しています。


TP-D413TP-D413ラベル


トラベルクッカー

電気ポットは湯沸し時405Wで私の100Vインバータの許容範囲内ですが、使用している時はかなりの高負荷になっています。インバータでお湯が沸かせるくらい熱くなります。なお、保温時の消費電力は24Wだそうです。このポット、今ではレトルトパックの温め用としても使用しています。パックをそのまま沸騰したお湯の中に入れてしまいます。私はなるべく移動中にお湯を沸かすようにして、少しでもサブバッテリーの負荷が軽減されるようにしています。参考までに、炊飯器での炊飯も、移動しながらやっても全く問題ありませんでした。

トラベルクッカーの消費電力は250Wで、電気保温ポットに比べればサブバッテリーにやさしいです。鍋の容量は1.3Lなのですが、実際に湯沸しが可能なのはせいぜい1Lが限度だと思います。グラグラの状態まで完全に沸騰させることが可能ですが、1Lの水だと30分強かかります。電気保温ポットとは必要に応じて使い分けています。

最近は色々なレトルト食品が売られていますが、やはり定番はカレーでしょうか。牛丼もよく利用します。レトルトハンバーグも沢山の種類があり、選ぶのも楽しいのですが、ほとんどが冷蔵保存なのが難点です。常温保存のハンバーグもあるにはあるのですが、近くのスーパーにはまず置いていません。そのうち通販で入手してみたいと思います。レトルト以外では缶詰のおかず+インスタント味噌汁が多いですね。ゴミが多くなるのが難点なんですが。あと、ご飯にふりかけは必需品ですね。

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車中泊に適した道の駅 ~宮城県~

車中泊に適した道の駅宮城県編です。現在のところ、東北道の西側は未踏破ですが、岩手に比べて車中泊に適した道の駅は若干少ないように思います(道の駅の数そのものも少ないです)。

■三本木■
地図
国道4号線に沿って立てられた道の駅です。4号線の交通量はかなりありますが、建物の影や、道路から離れた場所に駐車すればかなり緩和されるかもしれません。駐車場は4号線を挟んで2箇所にありますが、4号線は中央分離帯がバリアになっているので、走っている車線からダイレクトに入れるのはどちらか一方です。コンビニもぎりぎり徒歩圏内にあります。
三本木1
下の写真は地図上の上側のCの駐車場です。
三本木2


■津山■
地図
国道45号線とJR気仙沼線の間にある道の駅です。国道からは少し奥まったところに施設があります。隣の道の駅に「上品(じょうぼん)の郷」という道の駅があり、温泉も併設されていて便利なのですが、駐車場が国道のすぐ脇に平行して設置されていて、実際に車中泊してみてかなりうるさかった経験からあえて今回は取り上げません。上品の郷は車中泊の車で駐車場が満車になるほどの人気ですが、寝るだけであればこちらの方がお勧めです。
津山1
もくもくハウスというのは、ここで製造されている木工品の直売所です。すばらしいできばえのものばかりで、いろいろ欲しくなるものばかりなのですが、値段が少々高いのが残念です。
津山2

参考までに夜間の道の駅上品の郷はこんな感じ。
上品の郷
車の列の後ろに上の方だけ見えるキャンピングカーが停まっている場所は駐車スペースではなく通路です。こういう傍若無人な行為は是非ともやめて頂きたいと思います。

■村田■
地図
これと言って特徴もない道の駅ですが、駐車場が静かで夜適度に暗く、すぐ隣にコンビニがあるのでピックアップしてみました。2010年4月に登録された比較的新しい道の駅です。東北自動車道村田ICを出てすぐ近くです。夜間だと入り口がわかりづらいかもしれません。
DSC_3082.jpg
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車中泊に適した道の駅 ~岩手県~

2011.3.31 本情報は震災前のものです。「みやこ」「高田松原」は施設が倒壊しているとの情報です。

2010.11.1 道の駅おおのを追加

夜行虫は「道の駅スタンプラリー東北」にチャレンジ中です。と言っても東北全部の道の駅を制覇するのはとても無理なので、岩手・宮城・福島の3県の道の駅をすべて踏破する「朝日コース」にターゲットを絞っています。道の駅に立ち寄る度に、そこが車中泊に適しているかどうかをチェックすることにしています。チェックのポイントは
 ・ 駐車場が広いか
 ・ 静かかどうか
を重点的に見るようにしています。温泉施設が併設されていれば更にポイントが高いです。
現在のところ、まだすべての道の駅を制覇したわけではないので、今後情報が追加されるかも知れません。

■とうわ■
地図
釜石自動車道の東和ICのすぐ隣にあります。国道からは少し距離があり、ICに出入りする車があるかもしれませんが、駐車場が広いため(71台可)ほとんど気にならないでしょう。道の駅には「東和温泉」が併設されています。温泉は午前10時~午後10時で、午前7時~午前8:30分は家族風呂を利用しての朝風呂の時間が設けられているようです。売店設備は小さいので、朝から準備の車が頻繁に出入りすることも少ないでしょう。スーパーやコンビニも徒歩圏内にあります。

とうわ1

とうわ3

とうわ2

■みやこ■
地図
国道45号線から分岐した県道の更に奥にある道の駅です。183台駐車可能なパーキングがあります。閉伊川河口に位置し、岸壁では釣りをする人の姿も見られます。認められているかどうかは不明ですが、岸壁沿いに車を停めたり、芝生の場所でテントを張っている人の姿も見られました。魚市場が近いので、もしかすると平日の早朝はうるさいのかも知れません。私が車中泊した時は連休中で、魚市場もお休みのようで静かでした。道の駅から4~5kmのところに、宮古湾温泉マースがあります。カプセルホテルも営業しているようなので、こちらに宿泊というのもありかも知れませんね。道の駅に最も近い銭湯は七滝湯というところです。

みやこ1

みやこ2

■おおの■
地図
岩手県で最も北に位置する道の駅です。大野というところは「一人一芸の里」というスローガンを掲げて、木工や陶芸などの技術習得に力を入れているみたいです。国道396号線に沿って駐車場が配置されていますが、通行量は少ないので騒音などの問題は気にしなくて良いでしょう。すぐ奥には入浴施設「健康の湯」があり、5月~10月は10:00~22:00、冬季は10:00~21:00の時間利用できます。宿泊施設「グリーンヒルおおの」も隣接しています。健康の湯の閉館後もこちらのお風呂を23時まで利用できるみたいです。道の駅の駐車場は普通車47台大型車8台と決して広い駐車場ではありませんが、健康の湯の前の駐車場にも停められるのではないかと思います。近くの丘の上には天文台があって夜には見学できるようです。車中泊の夜は暇なことも多いので、行ってみてはいかがでしょう。
DSC_2818.jpg
↓入浴施設「健康の湯」
DSC_2832.jpg
↓天文台
DSC_2831.jpg
私も望遠鏡を持って撮影に行きたいほどベストなロケーションです。

■いわいずみ■
地図
国道455号線に沿って設置されています。売店設備の前の駐車場(写真上段)はそれ程広くありませんが、売店の裏(写真中段)と施設内の道の奥(写真下段)に広大な駐車場があります。裏の駐車場は、小本川の川岸ですので、せせらぎの音を聞きながら寝られそうです。川を挟んで「ふれあいランド岩泉」があり、パットゴルフ場やオートキャンプ場・ログキャビンなどがあります。周囲にはほとんど店が無いので、食材等は予め準備されることをお勧めします。

いわいずみ1

いわいずみ2

いわいずみ3

■高田松原■
地図
駐車台数445台の広大な駐車場を有する道の駅。比較的交通量の多い国道45号線に沿ってはいますが、これだけ広大な駐車場なら奥の方は静かだと思います。売店等設備も充実しています。付近にはスーパーなどの商業施設も豊富にあります。

高田松原2

高田松原1

■くずまき高原■
地図
国道281号線に沿ってつくられていますが、夜間の通行量はそれ程多くないと思われ、更に道の駅施設が国道との間に建っていて、駐車場の一部はその陰になります。駐車可能台数は90台で、まずまずの広さです。付近には売店などは無いので、食材等は予め準備されることをお勧めします。

くずまき高原1

くずまき高原2


P.S.
温泉施設がある道の駅に「雫石あねっこ」がありますが、夜間でも交通量の多い国道45号線に沿っていて、しかも坂道の途中ですので騒音はかなりのものと思われます。それでも温泉の質はイチオシです。
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蛍光灯ランタン用電源の製作

ホネスティー製折りたたみ式断熱日よけを入手したお陰で、車中泊の時に暗くなってから周囲を気にせず照明をつけても良くなりました。いつもはL.L.Beanの4灯5灯LEDランタンを使用していました。これの他に、CAPTAIN STAGの蛍光灯ランタンを持っているのですが、単2×4本の電池がすぐに消耗してしまい、「半分点灯した状態」になってしまいます。なので、これまであまり出番がなかったランタンなのですが、その明るさは結構魅力です。そこで、このランタンをサブバッテリーのDC12Vで使用できるように改造しました。

電源回路としては、12Vから6Vにダウンコンバートするのですが、まず、ランタンがどの位の電力を消費しているか調べてみます。テスターで電流を測ると、約0.5Aと出ました。電源電圧は6Vですので3Wですね。これでは電池がすぐ無くなる訳です。

直流の電圧をダウンコンバートする方法はいくつかありますが、元の電圧が12Vということで、シガーライターソケットに刺して使う携帯電話充電器を改造する方法が手っ取り早いと思います。そのような解説をしているホームページは、例えば
http://www.mazda.bongo.ne.jp/modify/daiso5v.htm

http://www.kansai-event.com/kinomayoi/koneta/dcdc2.html(こちらはアップコンバートの例)
があります。
携帯電話の充電電圧は5.5Vだそうで、私が必要な6Vにはちょっと足りません。出力電流も500mA程度のものがほとんどです。蛍光灯の点灯時は電気を食いそうなので、どのくらいの電流が必要なのか不明ですが、とりあえず定常点灯状態の2倍の1A程度は確保したいところです。

この目的のために私が入手した充電器は、SEIWAのD240という充電器です。
SEIWAD240
オートバックスで入手したもので、確か450円程したと思いますが、ダイソーの315円と大差ない回路のようです。下の図が、中身の基板から起こした回路図です。変更した部品の数値を矢印で示しています(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大されます)。
回路図
出力電圧はR3とR4の分圧比で決まり、1.25×(1+R4/R3) (V)となります。もともと付いていた抵抗は、R3=1kΩ、R4=3.3kΩなので、Vo=5.375V…あれ?5.5V出て無いじゃん。確かにパッケージにはDC5.1V~5.6Vと書いてありますが。R2は過電流防止のための部品で、制限される電流はR2の抵抗値で決まり、0.25/R2 (A)で計算します。もともと付いていたR2は0.47Ωですので530mAとなります。その他、C3の容量で発振周波数が決まり、この回路だと約50kHzで発振しているようです。

さて、これから6V、1Aを取り出すために変更しなければならない部品はR2,R4の抵抗です。また、L1もどんな規格の部品が付いているのか不明なので、とりあえず1Aを流せるものに取り替えます。まず出力電圧を決めるR4を計算すると3.8kΩとなりますが、入手できたのが3.9kΩでしたので6.1Vとなります。元々乾電池で動かすものですからこの程度は誤差範囲でしょう。R2は0.27Ωとしました。計算では約925mAです。問題はL1なのですが、(VIN-VSAT-Vo)^2/(2×Po)×ton^2×fという式で計算されるそうなのですが、Po=1A×6V, ton=15μs, f=50kHzで計算すると約18μHとなります。これ以上のインダクタンスを持つコイルを使用すれば良いそうです。「以上」というのがどれだけ大きいものまで許容されるのか良く判りませんが、220μH, 0.97Aというコイルがあったので、それを使用してみました。

電源回路
L1は大きすぎて元の位置には収まらず、別の位置に逆さまにしてリード線で結線しました。また、本体内に組み込んでしまうので、LEDは付いている意味が無くなるので除去しました。

組み込みの様子
こんな感じで電池ボックス内に組み込みました。12V電源からの接続はEIAJ#5を使用しました。バッテリーに繋いで電圧を測定してみますと…
電圧測定
まぁこんなもんでしょう。そして蛍光灯のスイッチを恐る恐るONにすると・・・

点灯テスト
うまく行きました!
これから車中泊の放浪の旅に出ますので、早速使用してみます。
(火を噴いた等がありましたら報告します(笑))

5/7追記: 火は噴きませんでした(笑)。光量も十分で、改造は大成功でした。ただ、シュラフに潜り込んでから手元でON/OFFをするスイッチが欲しいと思いましたので取り付けました。
蛍光灯スイッチ
なお、D2は6.2Vのツェナーダイオードだとわかりました。付けておいても問題無いとは思いましたが、この際取り外してしまいました。

'10/1/4追記
最近のシガーライター充電器は、基板表面実装のチップ抵抗が使われていることが多くなり、かなり改造がしづらいケースが多いと思います。

参考資料:新日本無線NJM2360アプリケーションノート(NJM2360はMC34063の互換ICです)

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プロフィール

夜行虫

Author:夜行虫
夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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