FC2ブログ

羅老号とまいど1号

韓国国内で打ち上げる初めてのロケットKSLV-1によって宇宙に運ばれた人工衛星「羅老号」が行方不明となった。韓国マスコミは「国産ロケット」などと称し、韓国国民らは「初の国産ロケットの打ち上げは誇らしいですね。これで韓国も宇宙強国ですね、ホルホル」といつものようにウリナラマンセー全開であった。
KSLV-1の一段目ロケットはロシア製である。一応「共同開発」という形にはなっているが、1段目ロケットの内部は韓国側には非公開のようである。韓国側の開発した部分は2段目ロケットと衛星である。これでこのロケットを「国産」というのは、日本でライセンス生産したF-15戦闘機を日本で開発した戦闘機と呼ぶようなものである。1段目ロケットは所定の働きをし2段目ロケットに役目を引き継いだが、衛星を分離する高度で衛星を分離できず、その後衛星は行方不明となった。どうやら原因は自慢の「韓国国産」部分にあるようである。

韓国人のウリナラマンセーを煽っているのはマスコミであるが、日本でも程度の差こそあれそのようなことは存在する。例えば「まいど1号」である。まいど1号は「東大阪宇宙開発協同組合」がNEDOの委託事業としてJAXAの技術協力のもとに開発した超小型衛星である。マスコミにも頻繁に取り上げられ、「大阪の町工場が衛星を作る」と報道されていた。私も日本の中小企業の技術の高さを垣間見る想いを抱いていた。ところが、この話を掘り下げてみると、どうやら衛星のほとんどの開発はJAXAとその関連企業で実施されていて、東大阪宇宙開発協同組合は一部のパーツを組合の工場で作成してJAXAに納品していたというのが実状のようである(参考)。衛星自体はμ-Labsatという以前の実験衛星をもとにして作られているようである。センサー類は大学への委託で作成された。
確かに、事業をNEDOから受託したのは組合であるから彼等が「我々が作った」というのは正しい。ただ、大阪の中小企業が衛星を設計・製作して打ち上げるというイメージはマスコミの報道によって形成されたものだった。まいど1号を実際に作ったのはJAXAだったが、それ以外にもいろんな超小型衛星が大学などで製作されている。しかし大学が衛星を作ってもニュースにはならないが町工場が衛星を作るとなればニュースになる。多少事実と違うことでも視聴者を引き付けるストーリーに仕立て上げて報道してしまうのだ。これをメディアバイアスと呼ぶ。我々はマスコミが垂れ流す情報を鵜呑みにするだけではなく、機会あるごとに真実をチェックする姿勢を持つべきである。

P.S.
JAXAとの技術支援の契約が今年5月に切れており、今はJAXAの好意で最低限の制御を行っているだけという。それも3ヶ月間が限度なのだそうだ。管制の体制を持っていない組合は、9月以降まいど1号の運用を継続できないことになる。外部に委託するにも月額150万ほどの費用がかかり、その目処は立っていない。まいど1号は宇宙のゴミとなる運命のようだ。



スポンサーサイト
line

鬱陶しい政党バナー広告は公職選挙法違反ではないか?

本日確認したところ、livedoorニュース、YOMIURI ONLINEなどが
「日本を守る、責任力。 ○民党」
「日本を考える夏にしてください」
などの特定の政党の宣伝をしているバナー広告(Flush動画)を掲載している。
これは選挙期間中に特定の政党への応援を禁止している公職選挙法違反ではないのか?livedoorニュースなどは「ネットで選挙応援、中傷が横行 公職選挙法違反になる基準は?」などという記事の上部に広告を出しているので笑ってしまう。ここに書いてある違反理由に思いっきり抵触しているのだが・・・
line

人工重力のはなし

YOMIURI ONLINEに「無重力では子供できない!?哺乳類の場合」という記事があった。子供が生まれる確率はマウスの実験では地上の重力の時に比べて1/4だったのだそうである。その記事の終わりに

宇宙空間の場合は、大型の基地を回転させ、遠心力で“人工重力”を生み出す方法がSFなどに登場する。

という記述がある。この方法は2001年宇宙の旅でも描かれていて、わりと簡単に実現可能な方法であるが、へたをすると目が回ったり、吐き気をもよおすなどの悪影響がある。

ところで、SF映画や宇宙物のアニメではお約束のように宇宙船内で重力が作用している。もちろん宇宙船がぐるぐる回っているようには見えないので、遠心力を使用した人工重力ではないようである。「スター・トレック エンタープライズ」では、船長が気持ち良くシャワーを浴びていたところ突然重力が亡失して体も水も浮遊してしまい、「重力発生装置」の機能が回復すると共に床にたたき付けられるという描写があった。また、旧日本海軍の戦艦が宇宙戦艦に改造され、大マゼラン雲目指して旅をするアニメでももちろん艦内では重力が作用していたが、面白いことに撃破された敵の攻撃機が艦底の方すなわち艦内で重力が作用していた方向に「落ちて」いくシーンが頻繁に見られた。

柳田理科雄の空想科学読本では、光の速度に近づくと質量が増加するという相対性理論の原理を利用して、リングを超高速(光速の99.99999…%)に回転させてリングの質量を増大させ、その付近を航行する宇宙船に引力を作用させるという重力発生放置が紹介されていた。

ここではこのような荒唐無稽な重力発生装置ではなく、現在でも十分実用可能な方法を提案しよう。

それは、9.8m/s/sの加速度で加速もしくは減速し続けることである。

宇宙船やロケットは地球の重力を振り切って上昇していく訳であるから、船体に9.8m/s/sの加速度を与えることは可能である。前述の改造戦艦も補助ロケットの様なもので上昇して行ったが、現在のテクノロジーでも戦闘機程度なら小型のジェットエンジンで空中に静止させることができる。噴射可能な時間に限りがあるため現在は実用化が難しいが、恒星間航行するような未来においては、このような噴射物の技術はとっくに開発されていると思われる。映画・アニメの多くのシーンでは、航行する方向が操縦する人間の正面になっていることから、航行用エンジンと重力発生用エンジンは別々に存在するようである。もちろん重力発生用エンジンは、立っている人間の足の方から頭のほうへ推進力を発生させる。

因みにこの加速度で加速し続けると約1年弱で光速度に達する。速度が上がりすぎると色々面倒な事が起こるかも?しれないので、ある程度の速度に達したら船の上下をひっくり返し、今度は逆噴射の要領で9.8m/s/sで減速していく。航行コースはジグザグになるが、そこは快適な船内生活のため犠牲にするのである。

前述のアーチャー船長のシャワー中の事故は、何らかの障害でこの「重力発生用噴射装置」が停止したと思われる。その後この機能が突然回復し床に叩き付けられたのである。電車やバスが急ブレーキを掛けることと原理は同じである。また宇宙戦艦ヤマトで敵戦闘機が「落ちていく」のもこれで説明が付く。ヤマトは加速中(減速中)なのであるから敵戦闘機はそれに付いて行く必要がある。破壊されて推進力を失うと同時にヤマトの加速(減速)に付いて行けなくなり、ヤマトに固定した座標系で見るとあたかも落下していくように見えるわけである。

夜行虫はこのシステムにNGGS(Noctambulant Gravity Generate System)と名付け、特許を申請中である
line

黒湯の話

私の生まれた横浜周辺には、真っ黒いお湯(黒湯)の銭湯が沢山ありました。幼い頃に入った銭湯は今ではありませんが、その後移り住んだ場所にも例えばこんなような銭湯が今でもあちこちにあります。

黒湯の黒い色の成分はフミン酸という物質です。フミン酸は、植物が地中に埋没し、微生物の力でそれが分解されてできる土壌フミン酸と石炭の生成あるいは風化の過程で生成される石炭系フミン酸があります。南関東の地下には「上総層群」という新生代新第三紀鮮新世~第四紀更新世(240万年~40万年前)の地層のグループがあります。横浜の南部、房総半島の中部では上総層群が地表に露出していますが、東京のあたりでは地下数百mの深さにあります。上総層群は「南関東天然ガス田」などを産するなど、堆積時に植物などの有機物が大量に埋没していると考えられています。南関東の黒湯もこれら上総層群に埋没した有機物が微生物に分解されてできたフミン酸が主成分になっています。

フミン酸はアルカリ性の水に溶け、酸性の水には溶けない性質があります。その為、黒湯として湧出してくるには泉質がアルカリ性である必要があります。海に近い場所の地下水は海水(アルカリ性)などの流入があり、泉質がアルカリ性となるお膳立ては整っています。もっとも、海水の成分がそのまま湧出して来る訳ではなく、途中の岩盤の物質と反応して、例えば炭酸ガスが溶解したりカルシウムがナトリウムに置換したりして、多くは弱アルカリ性の重曹泉となって湧出します。また、深いボーリングをして採水している温泉は、堆積当時に一緒に岩石中に封じ込まれた海水(化石海水)が湧出していることもあります。

私は今は北関東の住人ですが、越してきた当時は周囲に黒湯の温泉などがあるとは期待していませんでした。ところが、海岸に近い温泉には結構黒湯があるのに驚きました。地質を調べてみると、茨城の海岸沿い地域の地下には上総層群の地層があるんですね。納得しました。

茨城にいくつかある黒湯の中では、私はとっぷさんて大洋の黒湯が一番気に入っています。

line

ベランダ太陽光発電予備実験

夜行虫はその名前に反して太陽電池マニアであります。
車用ソーラーチャージャーや携帯用充電器など、いろいろとソーラーグッズを所持してますが、極めつけはこれです。
KCT-32
京セラのKCT32T02という32Wの多結晶シリコン太陽電池パネルです。我が家のベランダに恒久設置した際の性能などを評価するための予備実験中です。とりあえず車に積むサブバッテリーの充電などをさせてみています。
Sun Saver20
チャージコントローラはMorning Star社のSun Saver20をここから個人輸入しました。$87.12なので、$59.66のShipping feeを払ってもまだ国内価格より安いです。このショップで売っている太陽電池パネルもかなり安いのですが、さすがにこの大きさの送料は馬鹿にならないので国内で調達しました。ソーラーチャージャーへの入力電圧は18V程度を指しています(開放電圧は20V強ありました)。チャージャーの出力電圧は14.1Vになっています。バッテリー種別切り替えのジャンパーを外して開放型バッテリーの設定にすると14.4Vで充電されるようになるようです。バッテリーは最初からほぼ満充電の状態でしたが、この日の充電電流は1A→0.5Aと変化していきました。
 我が家のベランダはこういう物を付ける場所が少なく、取り付け方法を色々と悩んでいましたが、最近どうやら目処が付き、暇を見つけて取り付けを行う予定です。私の書斎兼寝室の壁コンセントからは、携帯電話の充電器やUSB関係の充電器などが色々繋がっていますが、完成の暁にはこれらはすべて太陽光発電で賄おうと計画しています。念のため断っておきますと、私は「CO2を削減しよう」とか「電気代を節約しよう」などの目的でソーラーパネルを付ける訳ではありません。独立系システムに興味があって趣味でやっているだけです。

下の写真は、携帯電話用ソーラー充電器「ソラねこ」から携帯に充電をしているところ。この大きさの太陽電池ではいくら単結晶型とは言え、中のバッテリーをフルにするには結構時間がかかるので、あまり有益なものではありません。
そらネコ

これ↓はジュースバッグと言いまして、シート状フレキシブル太陽電池が付いたバッグです。発電能力はかなりありまして6.3W/16.6Vあります。5Vであれば0.8~1A位は取り出せそうな計算です。晴れた日なら直接太陽光が当たらない明るい窓際などでも携帯位なら充電可能です。太陽電池からはシガーライターソケットが付いたケーブルが出ています。
ジュースバッグ
line

のりP報道 = 選挙対策 ?

もういい加減にして欲しいのりP報道。ちょっと前までは選挙の話題一色だったのが、ワイドショーは今はこの話題で埋め尽くされている。

考え過ぎかもしれないが、これは政府orヤクニンの対選挙戦術なのかも知れない。民主党にはマニフェストの作成で先を越され、あせって作成した自民党のマニフェストはダメダメ。もう話題になればなるほど自民党の支持が下がるこの悪循環を断ち切るには、政治の話題を茶の間から消すことしかない。そこでU官房副長官から司法当局へ通達された極秘指令により、こういう時のために泳がせてあったコマの中から、話題になりそうな人物を選び出し逮捕。マスコミにじゃんじゃん情報リーク。アホなマスコミは入れ食い状態で、特番体制で連日の報道。みごと目論見は達せられ、茶の間から選挙の話題が消えた。

連日どこの放送局でも同じような話題を放送する時は、何かウラがないかどうか疑ってかかった方が良い。こういうマインドコントロールのやり方はもう何度も繰り返されてきたではないか。
line

やっちまった…

蔵王近辺宮城県側の温泉を尋ねに行ってきました。
途中、西仙台変電所などの見物もしてきました。

その際、蔵王エコーラインの途中の駐車場で車中泊をしました。
場所を決める時、路面にタイヤのスリップ跡が派手にあったのに気が付いていました。スリップ跡がある場所は絶対に車中泊では避けなければならないという鉄則があります。しかし、空腹で早く支度に取り掛かりたい誘惑から、敢えて鉄則を無視して車中泊する場所に決めてしまいました。
その晩、出ました。ドリフト族が。もううるさくて寝ていられないほど。鉄則を無視した報いです。

では、いくつか行った温泉の感想など。

1. 峩々温泉
ここは日帰り入浴は絶対してはいけません。宿泊客と日帰り客の風呂は区別されていて、日帰りの方の風呂は良いところがありません。小さな男女別露天風呂がありますが、眺めは悪く、明らかに湯の華ではない落ち葉の腐食したようなもの、昆虫の死骸などが堆積していて、私は間違えて池にでも入ったのかと思いました。内湯は少しはまともですけど、1000円の入浴料に見合うほどではありませんでした。新館の宿泊客用の風呂は、色々口コミを見ていると賛否両論あるようなのですが、HPを見るぶんには良さそうに思えるのですけど。

2. 遠刈田温泉
神の湯」という畏れ多い名前の共同浴場があります。入浴料金は300円と良心的。風呂は内湯が2つで、1つは46度ほどの熱めで小さい湯船。1つは42~44度の大き目の湯船になっています。お湯はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉とのことですが、ほんの少し濁った感じのあるお湯です。湯船と洗い場、シャワーがあるだけで、体を冷ます椅子などは置いていません。シャンプー、石鹸などの備え付けもありません。外には足湯もあります。まぁ共同浴場ですから、温泉を楽しむというタイプの場所ではありませんが、入湯料の安さは魅力です。

3. 青根温泉
じゃっぽの湯という共同浴場があります。入湯料はこちらも300円。ただし、シャンプー、ボディーソープ完備ですが、洗い場の数が少ないです。L字型をした浴槽で、若干小さめ。お湯はかなり柔らかい感じです。神の湯に比べれば多少外の眺めは良いですが、やはり風呂を楽しむというよりは、体を洗浄する施設という感じ。カランやシャワーのオートストップが早すぎます。

line
line

line
プロフィール

夜行虫

Author:夜行虫
夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

line
最近の記事
line
最近のコメント
line
最近のトラックバック
line
月別アーカイブ
line
カテゴリー
line
ブログ内検索
line
RSSフィード
line
リンク
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
sub_line