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サブバッテリーの走行充電

東北から帰ってきて、サブバッテリーの電力収支を見てみると次のようなものでした。
・使用電力量=3424Wh
・充電電力量=3784Wh
私のサブバッテリーは115Ahですので、使える電力量は12×115=1380Whですから、この使用電力量は走行充電無しではありえない数字な訳です。ところで、鉛蓄電池のエネルギー効率は87%とされています(出典)。これは100の充電をして、そこから取り出せる電気の量は87ということです。逆に言うと、100の電気を取り出せるよう充電するのに必要な電気量は115と言うことになります。これを今回使用した電力量にそのまま当てはめて計算をしますと、使った電気の量を復活させるための電力量は3936Whになります。今回走行充電した電力量は若干それには及びませんが、96%程は充電できている計算です。エネルギー効率をもうちょっと控えめにして75%とすると、8割強は充電できている計算になります。今回は走行中も冷蔵庫を最弱で使用していましたが、結構充電できるもんです。もっとも今回は道の駅巡りで走行距離が多く、かつ帰りの道のりでかなりの部分が充電されていたのではないかと思います。

P.S.
先日伊豆からの帰りにほとんど充電されなかったのは、SBC-001AのACC連動のためのシガーライターソケットの接点不良の可能性が高くなりました。
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東北地方車中泊の旅(青森県)

青森県のスタンプラリー対象の道の駅は30個所と最も多い県です。
できるだけ沢山の道の駅を周りながら且つ観光もするためには、綿密な計画を立てる必要があります。

■八甲田周辺
時期的にはまだ紅葉には早そうなので、八甲田周辺は足早に観光を済ませます。
八甲田周辺には魅力的な温泉が多数あります。この中から今回は谷地温泉を選びました。前日夜は道の駅とわだで過ごし、朝に道の駅奥入瀬に寄りそのまま奥入瀬方面に向かいます。途中、谷地温泉に向けて国道394号線を走ると、付近の木々はかなり色づいていました。
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谷地温泉の周囲も下の写真のように紅葉が始まっています。
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谷地温泉の風呂は、湯船の真下から湧いてくる温度の低いものと、付近の源泉から引いている温度の高い湯船の2つがありました。手前の方が温度の低い「霊泉」と名付けられた方です。
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いつまでも入っていられそうな気持ち良さです。

奥入瀬渓流の紅葉は始まっていませんでした。
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銚子大滝です。紅葉してたらもっと綺麗なんでしょうね。
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■キリストの墓
十和田湖を通り道の駅しんごうに立ち寄り、道の駅さんのへに向かっていると、途中「キリストの墓」を通りました。これの存在は昔から知っていますが、今回の計画では寄る予定には全く入れていませんでした。が、折角脇を通るのに素通りするのももったいなかったので、見に行くことにしました。

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この説明にあるように、トンデモ系歴史ファンのバイブル的存在「竹内文書」がその根拠になっている訳です。ゴルゴダの丘で処刑されたのは弟のイスキリで、キリスト自身は逃亡。日本にやってきて106歳まで生きたという説明です。うーむ、身代りに弟を処刑させるのが神の愛を説く者のすることか?

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手前がキリストの墓、奥がイスキリの墓と呼んでいるものです。

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この墓がある新郷村とイスラエルのエルサレムは友好関係があるそうで、その碑が設置されています。

■青函トンネル記念館
下北半島の道の駅をすべて周った後に、陸奥湾フェリーで津軽半島に行きました。以前竜飛岬に行った時は11月で、青函トンネル記念館がクローズしていて見学できなかった経験があります。今回そのリベンジを図ることにしました。

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これが海面下140mまで降りていくケーブルカー。

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工事当時に斜坑の上り下りをしていた車両はこちら。

これは斜坑トンネル入り口に設置してある風門が開く様子です。トンネルからは列車の通行によって強い風が吹き出したり吹き込んだりするため、建物の入り口と斜坑の入り口2か所に防風扉が設置されています。


斜坑をケーブルカーで降りていく様子。


先日スイスのトンネルに世界一の座は明け渡しましたが、それまでは長らく世界一の長さ(57km)を誇っていました。24年もの年月を経て完成しましたが、大出水など難工事の連続だったそうです。そのカギは如何に出水を抑えるかにかかっていたと言っても過言ではないでしょう。成功の陰には地盤への薬液の注入技術の進歩が大きかったといいます。下の写真は岩盤にセメントミルクを注入する機械だそうです。
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セメントミルクは、地盤や地下水の状態に応じて、最適な調合がその場で行われるそうです。下の写真はそのミキサーです。
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現在は在来線のみが走っていますが、将来新幹線が走ることを考慮して、標準軌と狭軌の両方に対応するレールが引かれています。
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青函トンネル記念館から入った人は海底駅には行けませんが、列車からの見学ツアーよりは代金が安いようです。

青函トンネルの工事というと、高倉健主演の海峡を思い出します。吉永小百合が働いた小料理屋が実際にあるのか聞いてみましたが架空のお店だそうです。映画のラスト近く、トンネルが開通して高倉健が現場を去ろうと言う時に吉永小百合の働いている店に飲みに訪れるんですね。そこで熱燗を1つのお猪口で二人で無言で何度も返杯を重ねるシーンは今見てもほろっとしてしまいます。撮影時には駅で働いている方がエキストラをやったと言っていました。(高倉健は寒い場面の多い映画に多数出演していますね。海峡、南極物語、八甲田山、鉄道員etc.)

■今回車中泊した道の駅
・道の駅とわだ
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・道の駅よこはま
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東北地方車中泊の旅(秋田県)

10日間ほどかけて秋田・青森・岩手の道の駅をまわってきました。
今回の旅で東北道の駅スタンプラリー夕日コースの全駅をまわりました。
秋田県は各所に温泉地があるのですが、それ以外の場所でも日帰り入浴施設が多く、温泉施設が併設された道の駅が多くあります(併設でなくても、すぐ隣に日帰り入浴施設があるのも多いです)。

温泉施設が併設またはすぐ隣接してある道の駅
・やたて峠
・てんのう
・岩城
・おおうち
・にしめ
・東由利
・象潟

今回は、これらのうち「象潟」と「やたて峠」の温泉に入ってきました。象潟は「ねむの丘」という施設の4階に浴場があります。アンケートで道の駅温泉施設の人気第1位に選ばれたとか。設備自体は大したことはないのですが、4階から眺める日本海の眺望は素晴らしいものがあります。夕日が沈むところを眺めながら入れば最高でしょうね。泉質はナトリウム-塩化物強塩泉で、かなりのヌルヌル感があります。「やたて峠」の方は青森県との県境の国道7号線沿いにあります。大館矢立ハイツという宿泊施設の入浴施設になります。お湯は鉄分が多い赤茶色の温泉です。内湯と露天風呂がありますが、露天風呂の方には味噌樽を使用した大人一人がやっと入れる樽風呂があります。こちらはかなり熱いです。ここの浴室内の注意書きには「入浴道具で洗い場の場所取りをするのはやめましょう」「お客さんに、ここは俺の場所だと怒られたと言われることがあります」などと書かれています。今時そんな人がいるのだろうかなどと思っていましたが、隣の道の駅碇ヶ関の温泉では当たり前の光景でした。このあたりの住人の方はマナーが悪いのですかね。

その他、いくつかの場所をかいつまんで紹介します。

道の駅あきた港
平成22年7月に登録された新しい道の駅です。なので、今年のスタンプラリーの対象にはなっていません。ここは「ポートタワーセリオン」「セリオンリスタ」「セリオンプラザ」の3つの施設からなっています。これらの施設自体は1994年頃から運営されているようですが、道路情報設備などが整い今年になって道の駅として登録されたようです。
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奥立っている高さ100mの塔がポートタワーセリオン、その手前の温室のような施設がセリオンリスタです。(デジカメのCCDに盛大なゴミが…)

このタワーからの眺めは最高です。
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高所恐怖症の人は辛いかもしれませんね。ここの展望室のすぐ下が「カフェ・ファリガ」というカフェになっています。簡単な食事もできるようなので、ちょうどお昼時でしたので名物とやらの「ハマルカレー」(¥680)を注文してみました。
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いや、この絶景を眺めながらの食事はなかなか感動もんですヨ。最近開店したお店のようで、人もそれほど来ておらず、もしかしたら穴場かもしれません。カレーの方も最初は「喫茶店によくある安っぽい味のカレーだろう」とあまり期待していませんでしたが、見事に裏切られました。すごく美味いです。こういう場所の店にありがちな法外な料金というもの一切なく良心的です。夕日を見ながらビールなど飲んだら気分良いだろうなぁ。17時で終了してしまうのがちょっと残念ですね。

セリオンリスタの中はこんなようになっています。
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屋台のお店や特設のライブステージなどが設けられ、大変賑やかです。

史跡 尾去沢鉱山
昭和53年まで銅鉱山として採掘されていた実際の坑道のうち、1.7km程が見学コースとして整備されています。1.1kmにショートカットするコースがありこちらが「標準コース」、1.7kmの方は「特別コース」ということになっています。料金はどちらも同一(大人1000円)です。
↓これが坑道の入り口です。ゲートの所で、係の人が簡単に鉱山の歴史や内部の見どころをレクチャーしてくれます。
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内部はこのように岩盤がむき出しの状態です。岩盤がしっかりしているので、補強する必要がほとんど無いそうです。

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壁面のいたるところでこのような黄銅鉱や黄鉄鉱の結晶を見ることができます。

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天井の各所からこのような太い針金のようなものが突出しています。これは鉄でできた鍾乳石なんだそうです。

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一番の見どころは、銅鉱脈にそって垂直に掘られた縦坑の跡です。鉱脈は縦方向に延びているため、横坑が鉱脈にぶつかるとそこから上方向に掘り進んで行くそうです。普通ですと、その掘り跡はズリなどを詰めて埋めてしまうのですが、尾去沢鉱山の場合は岩盤がしっかりしているため、掘った後の空間をそのまま残してあるそうです。その巨大な空間が今はライトアップされて、このように見学することができるようになっています。

↓当時の採掘の場面が再現されています。
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「今月の採掘目標はかくかく云々。各自目標達成に努力するように…」
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途中にはワインや日本酒を寝かせているワインセラーがあります。阿武隈洞にも同じようなのがありましたっけ。


見学コースの最後は、江戸時代に金山として採掘されていた坑道などが見学できます。

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江戸時代はもちろん手掘りですから、こんな小さな穴しか掘れなかったみたいです。

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鉱山に入坑する人夫達をあらためている場面。

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幕府のキリシタン弾圧を逃れて来た人達にとって鉱山での労働は人目に付きにくく都合が良かったため、たくさんの隠れキリシタンが働いていたそうです。当時壁面に掘られた十字架なども残っているそうです。

■車中泊した道の駅
今回、秋田県内で車中泊した道の駅は…

道の駅「おがち」
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道の駅「ふたつい」
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東北電力の鉄塔

東北の道の駅を周回する途上で目にした東北電力の鉄塔たちです(このページは随時更新されます)。
2018.1.11 間違いを修正しました
2012.8.17更新
・朝日幹線1号鉄塔の写真追加
・新潟幹線、飯豊幹線、五頭幹線、北新幹線、中越幹線を追加

■北本直流幹線
のっけから東北電力でなくて失礼します。J-Powerの送電線です。
北海道函館変換所~青森県上北変換所の間を結んでいます。津軽海峡の間は海底ケーブルになっていますが、その部分は交流送電ではロスが大きいので交流を直流に相互に変換して送電しています。現在は大地の電位を基準に±250kVで送電しています。下の2本が+と-の送電線で、上2本が中性線になっています。
北本直流幹線1

北本直流幹線3

ところで上の写真。撮影した時は気が付きませんでしたが、左端の地平線の上の方に不思議な物体が写っています。いわゆるUFOというやつ?
未確認飛行物体

■むつ幹線
昇圧工事中のむつ幹線115号鉄塔。上北変電所にて。むつ幹線は東通原子力発電所から上北変電所間を結んでいる送電線で、平成21年11月に275kVから500kVに昇圧予定です。500kV系統はこの先十和田幹線となり岩手変電所に至ります。
むつ幹線115

■十和田幹線
上の写真と同じく上北変電所にて撮影した十和田幹線の1号鉄塔(手前)、2号鉄塔(奥)です。まだ架線が張られていませんが、写真中の引き留め鉄構に繋がる予定です。平成25年9月完成予定です。
十和田幹線1号

↓十和田幹線68号鉄塔(十和田市)
十和田幹線68号

↓十和田幹線264号鉄塔(左)と北上幹線1号鉄塔(右)。岩手変電所にて。
十和田幹線と北上幹線

■北上幹線
こちらは建設中の北上幹線。遠野のあたりで撮影しました。北上幹線は十和田幹線と共に、下北半島に建設される原子力発電所の電力を宮城県まで送電するために建設されるそうです。平成22年12月完成の予定だそうです。この建設に伴い、宮城変電所~西仙台変電所間を結ぶ青葉幹線(275kV)が500kVに昇圧される予定です。下北半島の発電所の中には東京電力の施設もあるので、これで関東地方まで送電する500kVのネットワークが完成することになります。
北上幹線

↓宮城県西部で撮影した北上幹線415号鉄塔
北上幹線415号

↓北上幹線111号鉄塔。岩手県盛岡市紫波町付近にて
北上幹線111

↓宮城変電所脇に立つ北上幹線453号(たぶん)鉄塔(右)と新設される500kV母線のそばに新しく建てられる青葉幹線鉄塔(左)。
北上幹線と青葉幹線

■北青幹線
北青幹線は青森県上北変電所から青森変電所を結ぶ275kVの送電線です。東北地方北部には、下北半島周辺に原子力発電所が、日本海沿岸に火力発電所が建設されています。それらの発電所からの電力を送電する環状の275kV送電網が建設されています。北青幹線はその一部です。写真は上北変電所そばに立つ1号鉄塔
北青幹線1号

■北部幹線
北部幹線は岩手県岩手変電所と青森県上北変電所を結ぶ275kVの送電線です。北青幹線とともに環状の送電網の一部となっています。
↓北部幹線1号鉄塔。岩手変電所にて。
北部幹線1号

↓北部幹線296号鉄塔から若番側。青森県七戸町にて。
北部幹線296号

■岩手幹線
岩手幹線は岩手県岩手変電所と同県雫石開閉所を結ぶ275kVの送電線です。
↓岩手変電所脇に立つ岩手幹線鉄塔。鉄塔番号不明。
岩手幹線

■早池峰幹線
早池峰幹線は岩手県水沢変電所と岩手変電所を結ぶ275kVの送電線です。これも環状送電網の一部です。
↓早池峰幹線135号鉄塔から老番側
早池峰幹線135号

↓岩手変電所から延びる北上幹線(左)と早池峰幹線(右)
北上幹線と早池峰幹線

↓ペンキ塗りたての266号鉄塔。岩手変電所近傍にて
早池峰幹線266号

■大潟幹線
大潟幹線は秋田県能代開閉所と秋田変電所を結ぶ275kVの送電線です。上に同じく環状網を形成する送電線です。
↓91号鉄塔から若番側。秋田県五城目町にて。
大潟幹線91若番

■能代火力線
能代火力線は秋田県能代火力発電所と能代開閉所を結ぶ275kVの送電線です。能代火力発電所は120万kWの発電能力を持つ石炭火力発電所です。
↓能代火力線1号鉄塔。能代火力発電所エネジアムパークにて。
能代火力線1号

■北奥幹線
北奥幹線は秋田県能代開閉所から青森変電所を結ぶ275kVの送電線です。1999年に完成しました。東北北部環状網を形成する送電線です。
↓北奥幹線235号鉄塔。青森県黒石市にて。
北奥幹線235

■朝日幹線
朝日幹線の311号鉄塔です。蔵王温泉に行く道すがら撮影しました。朝日幹線は越後開閉所と西仙台変電所の間を結ぶ275kVの送電線です。500kV設計です。
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越後開閉所から出発する朝日幹線の1号鉄塔。

朝日幹線311号鉄塔

朝日幹線

↓西仙台変電所に入る直前の青葉幹線160号鉄塔(手前)と朝日幹線406号鉄塔(奥)
青葉幹線と朝日幹線
青葉幹線は北上幹線の完成と共に500kVに昇圧されると書きました。上の写真の中央奥に500kV母連が見えており、常磐幹線1号鉄塔の頭が覗いています。青葉幹線が昇圧された時にはこの母連に接続されることになるのですが、間には朝日幹線が通っています。さてどのように接続されるのでしょうか。

■五頭幹線
五頭幹線は越後開閉所と新潟変電所を結ぶ275kV,4導体の送電線です。
DSC_8905.jpg
(93号鉄塔)

■飯豊幹線
飯豊幹線は新潟変電所と米沢変電所を結ぶ275kV、2導体の送電線です。
DSC_8900.jpg
(1号鉄塔)

■新潟幹線
新潟幹線は本名変電所と新潟変電所を結ぶ275kV,2導体の送電線です。
DSC_8893.jpg
(147号鉄塔)

■北新幹線
北新幹線は北新潟変電所から越後開閉所までを結ぶ275kV、4導体の送電線です。
DSC_8985.jpg
(84号鉄塔)

■中越幹線
中越幹線は、越後開閉所と中越変電所を結ぶ275kV、4導体の送電線です。
DSC_8961.jpg

■吉白線
吉白線は明治44年に建設された、現役で使われている送電鉄塔の中で最も古いものだそうです。この写真は山形県川西町西川町で撮影しました。
DSC_2054.jpg

吉川発電所と白岩発電所を結んでいる(こう長6.5km)ことからその頭の1文字ずつを取って「吉白線」と呼ぶのでしょう。
DSC_2053.jpg
更に詳しい説明はこちら

↓鉄塔2基を並べて建てた鉄塔も。
DSC_2045.jpg
遠くに見える500kV級鉄塔は朝日幹線山形幹線です。

2012.4.5追記:吉白線はすでに撤去されているようです

■八森線
吉白線と同じように歴史のありそうな鉄塔ですが、詳細は不明です。八森は合併前の旧村名(現八峰町)で、秋田県日本海沿岸の最北部です。
↓八森線79号鉄塔から若番側。秋田県八峰町にて。
八森線79若番側

↓途中、コンクリート柱になっている個所があり、まるで蝋燭台が連なっているよう。
八森線

■新地火力線
相馬共同火力発電の新地火力発電所から出て行く新地火力線の1号鉄塔です。500kV設計です。相馬共同火力は東北電力と東京電力が共同で設立した会社で、新地火力発電所は100万キロワットのタービン2基を有する石炭火力発電所です。
新地火力線1号

新地火力線は常磐幹線156号鉄塔(写真下:右)で常磐幹線と繋がり、南相馬変電所と西仙台変電所に至ります。左の背の低い鉄塔は新地火力線51-1号鉄塔です。
常磐幹線156号

■勿来幹線
勿来幹線は常磐共同火力勿来発電所と福島県須賀川変電所を結んでいる275kVの送電線です。常磐共同火力発電は東京電力と東北電力がほぼ50%ずつ出資して設立した会社です。東電側には阿武隈線275kVで那珂変電所に送電しています。

勿来幹線1号鉄塔
勿来幹線1号

勿来幹線178号鉄塔
勿来幹線178号

■松川地熱線
岩手県の松川地熱発電所で発電された電気を運ぶ66kV1回線の送電線で、写真は1号鉄塔です。
松川地熱線1号
松川地熱発電所は日本重化学工業が建設した日本最初の地熱発電所です。現在は東北水力地熱株式会社に引き継がれています。昔は施設の中まで入って見学できたのですが、今はPR館だけしか見学できません。
松川地熱発電所


■癒し系1回線
関東地方では、かなりの末端以外ではあまり目にすることの無い、「癒し系」1回線の送電線ですが、地方に行くと割合普通にあるものですね。下の写真は、1回線の紅白鉄塔で、もはや癒し系とは言えないかも知れません。
癒し系1

■鉄塔からいきなり電柱
鉄塔から電柱

鉄塔から電柱2

最初に見たときは「え!? 高圧線が変電所無しにいきなり電柱に?」と思いましたが、川を越える部分だけ鉄塔になっているだけでした。

■猪苗代旧幹線
これは東北電力の鉄塔ではなく東京電力の鉄塔ですが、福島県内ということで掲載します。
猪苗代旧幹線
猪苗代旧幹線は大正3年に建設された古い送電線です。当時の猪苗代第一水力発電所で発電された電力を東京の田端変電所まで送電していたそうです。当時は猪苗代線と言っていたそうですが、ほぼ同一ルートで新線が建設され猪苗代旧線となり、現在は猪苗代旧幹線と呼ばれています。
猪苗代旧幹線2
「大 3 7」と書いてありますが、大正37年は無いので大正3年7月という意味でしょう。因みに電気の史料館には当時の鉄塔番号札が展示されています。
猪苗代旧幹線番号札
Aと書いてあるのはAルートという意味のようです。

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ハートレー第2彗星(103P)

ハートレー第2彗星(103P)を撮影してきました。

Hartley2

北関東は天気が良くなさそうだったので、伊豆の天城高原まで遠征しました。
今年に入って天城高原での晴天率は10割(と言っても2晩のうちですが)で、今回もまた晴天に恵まれました。10割キープです。夕暮以降はかなり雲が多くて撮影できる状態ではありませんでした。しかし、何が起こるか判らないのが天城高原の天気。最初から最後まで全然ダメだったというのはあまりありません。この日も20時30分頃になると一挙に雲が消えて快晴になりました。

ハートレー彗星は撮影当日(5日夜)はカシオペア座に居ました。2重星団を目印にすると双眼鏡ですぐに見つかりました。肉眼ではちょっと無理みたいです。ちょうど天の川の上を進んでいるので写真には微恒星が一杯です。オートガイダーで彗星核の追尾を行ったのですが、明るい恒星の近くを通ったりして、ガイドがそちらに引っ張られて失敗したのが2回ほど。結構動きは速いです。これからどんどん東進していきますので、まもなくペルセウス座に入ります。


10P.jpg

こちらはテンペル第2彗星(10P)。この日はくじら座にいました。2等星のデネブカイトスを目印に双眼鏡で探しましたがわかりませんでした。9等台ですかね。

撮影後は車中泊して箱根の天山温泉に寄ってきました。休みの日などは駐車場に入る車が列をなしているのですが、この日も平日にも拘らず駐車場は7割がた埋まっていました。横浜に住んでいた頃は結構通ったのですが、最近はほとんど行っていませんでした。なんだかずいぶん雰囲気が変わっていました。

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空気の研究

山本七平著「『空気』の研究」は私の愛読書の中の一冊である。
今なぜこの本を取り上げるかというと、昨今の尖閣諸島での中国漁船の事件で、日本国内が異様な「空気」に包まれていると感じるからだ。

山本七平が言う「空気」とは次のようなものだ。

太平洋戦争末期。沖縄に上陸した米軍に対し、帝国海軍は戦艦大和を主力とする特攻作戦を立案する。艦隊運用のセオリーでは航空機の護衛無く敵が制海制空権を有している海域に進出してはならないというのが常識である。当時の軍人達もそんなことは百も承知だった。しかし、帝国海軍はこのセオリーを無視して艦隊を出撃させる。その結果がいかなるものになったかは多くの人が知るところである。その時なぜこういう計画が承認されたかの過程を知る小沢中将の言葉として、「全般の空気よりして、当時も今日も(大和の)特攻出撃は当然と思う」というものだったそうだ。今で言えばKYのKのことだ。

私も前回のブログにて、中国人船長が釈放された理不尽さをしたためてみた。明らかな違法行為に対して、明確な証拠が存在するにも関わらず不起訴となるのは法の元の平等に反すると思ったからだ。しかし、昨今の「空気」の主張は、「中国との戦争も辞さず」「民主党に投票した奴責任取れ」「中国相手に商売する奴は売国奴」などというものが飛び交っている。これらに対し反対意見を言おうものなら即座に「売国奴」のレッテルを貼られるだろう。真っ当に考えれば、今後中国と国交を断絶して経済交流もなくなることはあり得ない。残念ながら当方も特定アジアの国民の民度の低さには呆れる事は多々ある。悲しいかな日本も民主党政権下で法治国家とは呼べない状況になってしまった。だが、せめて誇り高き日本国民だけは特定アジア諸国並みの民度に落ちぶれないで欲しいものだと切に願うのである。

山本七平曰く、空気を雲消霧散させる効果があるものとして「水を差す」というのが取り上げられている。サラリーマンが飲み屋で集まって話をしていると、「このまま会社で働いていてもうだつがあがんねぇな」「いっその事独立して会社を立ち上げるか」「そうだそうだ」という話になっていたところに、「でも資金が無いから無理だよ」という一声で現実に帰る。この「資金が…」が所謂「水を差す」というものだ。今の日本の状態にも水を差す必要があるのではなかろうか。

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プロフィール

夜行虫

Author:夜行虫
夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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