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義捐金にお礼も言わない民主党

東日本大震災で各国から膨大な義捐金が寄せられた。本当にありがたいことである。
政府・民主党は、各国の新聞にお礼広告を掲載したが、一番巨額の義捐金を送ってくれた台湾には、中国本土に「配慮」してお礼を出さなかった。まことに信義にもとる行いである。
中国・韓国の援助隊が空港に到着した時には、副大臣を迎えに出させたという歓迎の仕方だったが、台湾の方は丸2日も足止めしていた。

そんな政府は無視して、台湾の新聞にお礼広告を掲載しようという一人のデザイナーの呼びかけで、広告費の募金がはじめられた。

謝謝台湾計画

すでに募金活動は終了し、新聞社に広告費は送金されたが、集まった寄付金は17,913,37919,245,494円 だったそうである。件数は55176015件。新聞広告費は台湾ドルで36万ドルだそうなので、ざっと100万円といったところ。残りは日本赤十字に寄付されるそうである。夜行虫も微力ながら協力させて頂いた。まったくもって無能な政府のおかげで、沢山の人の労力や資金が余計に必要となったものである。
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脱原発は可能か?

福島第1原発の事故以来、脱原発の議論を多く見かけるようになった。仮に原発の代わりになにか他のエネルギーをあてにするとして、例えば太陽光発電はどの程度有効なのだろうか? かなり荒い計算ではあるが簡単に考察してみた。

全国で発電される電力量は2009年ベースで年間9,565億kWhである(*1)。そのうち原子力発電所で発電されたものは29%あり、2,774億kWhとなる。

仮にすべての住宅の屋上に太陽電池パネルを取り付けるとどのくらいの発電量が得られるのだろうか?

統計局ホームページの「日本の住宅・土地」(*2)によると、1戸建住宅は平成20年ベースで2,745万戸、共同住宅が2,068万戸だそうである。仮にすべての1戸建住宅には3kW、すべての共同住宅に10kWの太陽電池パネルを取り付けると仮定しよう。全国平均の1日の日射時間は3.3時間であるから、
27450000×3×3.3 + 20680000×10×3.3 = 9.5億kWh (1日)
年間では
9.5×365 = 3,468億kWh
となる。これに発電効率60%を掛けると
3468×0.6 = 2,081億kWh
となり、原発の発電電力量にほぼ匹敵する。

すべての住宅の屋根が太陽光発電に適している訳ではないが、例えばその影響で発電量が半分になったとしても、原発の発電量のおよそ半分は賄える計算である。あながち夢物語として一蹴できるお話ではないだろう。

知っての通り、太陽電池パネルは曇りや雨の日には発電量が低下し、夜間には全く発電しない。総合的な発電電力量はかなり期待できるものの、おそらく昼間は発電しすぎで、夜間は発電量ゼロになってしまう。また、積雪地帯では冬の間の発電は期待できないが、そうでない地域では逆にかなりの晴天率が期待できる。このような太陽光発電の特性であるバラつきを低減させることができれば、原発全廃とは言わずとも半分くらいにはできるような気はする。

現在、NaS電池を用いて太陽光発電からの電力供給量を平滑化する実験が実施されている(*3)。電力を貯める技術は、電気自動車などの蓄電池などとしても性能の良いものが必要とされており、今後太陽光、風力などの自然エネルギーが既存の発電方法に置き換わるには、更なる蓄電技術の進歩が必要となるだろう。

また、上の話では既存の多結晶タイプの太陽電池パネルが使われると仮定しているが、仮に今後、色素増感方式の太陽電池が普及してくれば、より多くの場所に設置することが可能になるだろう。色素増感方式の太陽電池の特徴は、フィルム状にすること等も可能で形を選ばない。そのため、予め太陽電池を表面に施した瓦や、屋根用の建材が出て来るかも知れない。壁にも使えるだろう。窓に使用してブロンズガラスのような使い方も可能である。変換効率は多結晶に劣るかも知れないが、設置面積を稼ぐことができるので、総合的には多結晶タイプの太陽電池の発電量を上回るだろう。

(*1) http://www.fepc.or.jp/present/nuclear/setsubi/index.html
(*2) http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2008/nihon/2_1.htm#a02
(*3) https://app3.infoc.nedo.go.jp/informations/koubo/other/BE/nedoothernewsplace.2009-03-06.8246384328/nedoothernews.2010-01-14.2929816538/
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濁り湯

以前書いた記事で、「最近、硫黄泉のような白濁した温泉に行っていない」という事を書きました。圧力容器の中で行きたい圧力が臨界に達しましたので、圧力を調整するため1泊2日で行ってきました。

世間がこんな状況の中、行き先に選んだのは福島県(中通り)。災害復興の一助になればという気持ちがあったとかなかったとか。正直言うと「空いているのではないか」と思ったわけです。ところが…。

最初に電話した旅館は営業中だったのですが、被災者を受け入れているのでお泊めできない、という返事。そうか、そういう展開があったとは読めませんでした。2軒めに連絡をしてみたのは信夫高湯の安達屋。ホームページによると、2つあるうちの大きい方の露天風呂と家族風呂が地震で被害を受けているとのこと。そのため、いつもなら土日で¥16,950のところ¥8,500で泊まれるらしい。訳有り旅館ってことね。電話すると空いているという事で、ここに決定。ここのところ福島市は放射線レベルは比較的高めで、2~3μシーベルト/hでした。まぁこの位なら特に問題は無いでしょう(注)。

途中の高速道路はいたるところで路面が上下に波打って、「段差あり注意」の看板が立っています。一番ひどかったのは磐越道の郡山のあたりといわきのあたり。常磐道は80キロ規制が出ていますが、確かにスピードを出すと危ないです。

現地には早く着き過ぎてしまったので、玉子湯に寄ってきました。ここは幸い全部の風呂がオープンしていました。
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低い屋根の下からはお湯がコポコポ湧いています。高湯のお湯は自然湧出なんですね。

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「玉子湯」の名を冠した内湯。地震の被害が無くて良かった。

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割とこじんまりとした湯船です。濁り具合は文句なし。

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さすがにお客さんは少なめです。露天風呂は後半貸切状態に。震災前の土日なら絶対こんなことは無かったですね。

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雪を眺めながら白濁した湯につかり…。日頃のバタバタも忘れて極楽極楽。

さて、安達屋です。
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信夫高湯は、日帰り入浴では何度も立ち寄ったことがありましたが、宿泊するのは初めてです。

なにはさておき早速露天風呂へ。
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「薬師の湯」という名の露天風呂です。安達屋のすぐ隣には薬師堂が建っているのですが、そこからとったようです。湯がぬるくならない様に半分に区切っていますが、奥の方でもぬるすぎるということは無かったです。柵があってあまり眺望が良くないのが玉に傷です。

夕食は囲炉裏を囲んでの食事となります。岩魚や鳥のつくねなどが囲炉裏端に刺してあります。
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これらを肴に熱燗で一杯やるのはもう至福の一時

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この宿は、レトロ調のつくりで統一されています。朝食会場には暖炉も。

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内風呂で朝日を浴びながらの入浴は気持ちが良いですね。これは「不動の湯」という名前の内湯です。宿の説明によると「名前の由来となりました不動明王は、薬師堂のそばで様々な災難から人を守っています。」とのこと。そう言えば薬師堂の隣で地震で倒れた石像が。もしかしてこれ↓が不動明王だった?
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起こして差し上げればよかったかな?でも相当重そう。

今回は寄りませんでしたが、下の写真が公衆浴場の「あったか湯」。
DSC_4753.jpg
高湯の中でも源泉にいちばん近い風呂で、硫化水素ガスのために内湯が無く、露天風呂しか無いそうです。¥250でお得です。

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あったか湯の隣にある温泉公園。足湯が利用できます。

やっぱり本物の温泉は良いですね。

(注)
一泊二日で滞在する程度ではという条件です。
残念ながらそこでずっと生活するとなると問題のある数値ではあります。
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夜行虫

Author:夜行虫
夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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