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映画 岳 を見る

東京で打ち合わせの後時間があったので、「岳」を見てきました。

私は原作の方は読んだことがなかったのですが、映画を見る際にはあまり関係ありませんでした。
島崎三歩(小栗旬)という超人的な登山技術を持つ山岳救助ボランティアが主人公になっています。その先輩が長野県警の山岳救助隊の隊長をしていて、手が足りない時の応援要請などを三歩にしたりするわけです。そしてその山岳救助隊に志願して配属された椎名久美(長澤まさみ)が色々とストーリーに変化を付ける役目をしています。椎名久美の父親は、やはりこの救助隊の隊長をしていて、山で命を落としていたのでした。

「ああ、これは海猿の山バージョンだ」とすぐに思いました。もちろん、海猿の仙崎は超人的な潜水士ではありませんし、環菜と久美の立場は全然違います。ただ、特殊救難隊と山岳救助隊の描き方が両者ともそっくりのような感じがします。

人が死ねば悲しいし、残された子供はかわいそう。遭難者が助かれば嬉しい、という人の持つ超基本的な感情にしっかり訴えかける作品になっています。そういう意味で、前回見た「SPACE BUTTLESHIP YAMATO」などの特攻賛美の映画より何倍も好感が持てます。父親が遭難して死亡。一緒に来ていた幼い子供(母なし)が一人残される場面はちょっと泣けます。

ただこの作品、ストーリーが単純なんで、先が読めてしまうんですね。なので折角感動的な場面が登場するのに、感動度が半減してしまうのが残念です。

自然の描写も剱岳・点の記を思い出す、なかなかに美しいものがあります。

映画館に見に行って損はしない映画だとは思います。


(C)2011「岳-ガク-」製作委員会(C)2005石塚真一/小学館
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災害ボランティアで石巻へ

宮城県石巻市に災害ボランティアとして行ってきました。

石塚観光災害ボランティアバスに参加しました。宿泊コースと日帰りコースとがありましたが、私が参加したのは日帰りコース(今は日帰りコースしかありません)。本当はもっと早く行きたかったのですけどね。行先は出発の1週間位前に案内書とともに送られてきます。今回は宮城県石巻市でした。ツアー代金は3000円で、昼の弁当が付いています。ボランティアに必要なシャベルなどの機材は参加者が自分で持ち込みます。茨城県の人にはボランティア保険(1年間有効)の補助が出るので、その費用は無料でした。

水戸のローソン水戸インター店が集合場所です。出発時間は午前4時35分(!)。コンビニの奥に石塚観光の駐車場があって1日200円で車を停められます。周りを見ると結構東京など県外からの車が多くみられました。隣の車からはインド人かパキスタン人のような風貌の人達が…。

予め持ち物の手引きが送られて来るのですが、作業としては泥出しなどの汚れる作業が主体なので、長靴やカッパ、ビニール手袋、マスクは必須の準備項目。その他、あれば持参してもらいたい機材として、スコップやデッキブラシ、バケツ等々。特にスコップは今回も大活躍しました。→水害ボランティア作業マニュアル

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今回は3台のバスで総勢120名が現地に向かいました。途中何回かSAに寄り、現地に着いたのは10時頃になりました。スーパー銭湯「やまとの湯」が各地からのボランティアバスの駐車場になっていました。全国各地からのバスが集結していて、隣では石川県からのボランティアバスの人達がテレビの取材を受けていました。
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バスの中で予め班分けが発表されていて、その後の活動はすべて班毎の活動になります。
我々の班に与えられた使命は…

ドブさらい

津波の映像で、押し寄せてくる水の色が真っ黒だったのを記憶していますが、その水の色だった真黒な泥が側溝に溜まっています。それを掻き出して土嚢に詰めて運び出すのが仕事です(途中の家などで、被災者から作業の要請が出た時にはそちらを優先してくださいと言われていました)。

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側溝の蓋をすべて開けて、スコップで泥を掻き出します。場所によっては膝くらいまでの水が溜まっていて、すくうのが難しい場所もありました。

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一通り掻き出し終わったところです。泥と水は真っ黒です。絶対にカッパは必要です。

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付近はまだ住めなくなった家がそのままになっています。流れてきた車もそのままになっています。


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もともとは自動車の教習場(?)のようなところが、今は泥で埋まり、汚泥の集積場になっていました。遠くに見えるのは新日本製紙の工場です。鯉のぼりが泳いでいました。
↓震災前の様子

大きな地図で見る

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元々の駐車場は廃車置き場に。

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狭い路地の曲がり角に流されてきたコンテナがそのままになっていました。

日頃の運動不足が祟り、今は筋肉痛です
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石垣島旅行記

GWに石垣島に行ってきました。

今年は地震の影響で旅行のアクションを起こすのが遅くなってしまいました。最初は国外にしようかとも思ったのですが、とりあえず今回は、行ったことはあってもまだ潜ったことが無い石垣島に行くことにしました。

初めて潜るところなので、ショップの選定をネットで行いました。今回は、オーナーの方針が私の思っていることに近いような気がしたソリッドクルーさんに決定。3日間潜る予約をします。

泊まるところは先島ビジネスホテルに決定。若干繁華街からは遠いのですが、その分静かで1泊4千円の朝食、無線LAN付きですから悪くないです。部屋に電話が無いのが玉に瑕。

石垣入りの次の日はダイビング無しの1日フリーの日。ホテルに置いてある資料を色々検討して、安栄観光の西表島、由布島2島観光のツアーに申し込みました。雨が降りそうで降らない微妙な天気。この日沖縄地方は梅雨入りが発表されました。

西表に向かう船は「第3安栄号」という高速船です。下に窓から海を眺めた動画を張っておきます。


速度は恐らく40ノット位。時速で言うと80km近いです。

西表島に着くとバスに乗り換え、由布島の水牛車乗り場に向かいます。予定では仲間川のクルーズが先だったのですが、潮の関係とか。


三線を聞きながらゆっくりゆっくり牛車は進みます。

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↑水牛のゴン太

由布島には植物園というのがある程度で、それ程見所はありませんでした。植物園には蝶々園というのがあって、西表に住む蝶を観察できます。下の写真はオオゴマダラという蝶だそうです。
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その蛹がこちら↓
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それぞれの場所を移動するバスの運転手さんが、西表島の解説を面白おかしくしてくれてなかなか楽しいです。西表島にある唯一の交差点にある信号は、子供の教育のために設置してあるとか、学校が廃校にならないように子供がいる移住者を熱烈歓迎しているとか・・・

お次は西表島の仲間川をボートで遡ります。
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川岸はこのようにマングローブが密集しています。因みにマングローブとは、海水と淡水が入り混じるところに生えている植物の総称で、特定の植物のことではありません。

ボートの折り返し地点の傍にはサキシマスオウという木の板状の根(板根)が観察できる場所があります。
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沖縄に行った時の楽しみの一つが沖縄料理です。
↓今回食した沖縄料理の数々(1日でこれ全部食べた訳ではありません)
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モズクの天ぷら

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島ラッキョウの浅漬け

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ソーミンチャンプルー

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石垣牛のすじ煮込み

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各種泡盛。写真は波照間島の幻の泡盛「泡波」ですが、これは高くて飲めません。昔、波照間に行った時にお土産で買いましたが、非常にあっさりしていて泡盛らしくない泡盛です。石垣島産の泡盛では「八重泉」「於茂登」「請福」などが有名です。


ダイビングの方は、今回は3日間で10ダイブしました。下はそのポイントマップです。

より大きな地図で 石垣島ダイビング を表示
西表の方まで遠征したりと、結構広範囲に潜りました。2日目にはナイトダイビングもしてきました。毎日出航する時にはいつも曇っているのですが、その後晴れてきたりと、それ程天気は悪くありませんでした。沖縄地方の梅雨入りとは沖縄本島を基準に出されるので、そちらが梅雨入りということは、石垣地方では梅雨明け間近なのだとか。

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ポイントまでは専用のボート「凪号」で向かいます。操縦するのはオーナーの吉田さん。

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御神崎灯台下というポイントです。ここは火山の噴火で降り積もった火山性堆積物と溶岩の作り出す、洞窟などの変化に富んだ海底地形が大変面白いポイントでした。ここの割と近くにある「屋良部崎コーナー」というポイントで潜っていると、ガイドをする吉田さんが突然私の後ろを指差しました。振り返ると、私のすぐ背後にマンタがいてビックリしました。

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西表島の南東にある新城島付近の「パナリ龍宮の根」というポイントです。水深は6m程度と浅く、根に付いたイソバナにはクダゴンベが住み着いていました。

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御神崎灯台下でのエントリー風景。ボート後部からジャイアントストライドエントリーです。波も穏やかでエントリー/エキジットも楽にできました。


今回は、石垣島天文台の観望会に参加しようとしていたのですが、予約が一杯でダメでした。もっとも、参加できたとしても曇り空で星は見れなかったと思いますが、晴れていれば南十字星も見えたかもしれません。

星の代わりに夜見に行ったのがヤエヤマホタルです。バンナ岳の中腹で見れるそうで、ソリッドクルーの車で連れて行ってもらいました。この蛍は、普通に本州で見る蛍と違って、点滅するのがすごく規則的で早いのです。まるで自己点滅型のLEDが光っているようでした。三脚の用意など一切なくてまともに写ってはいないのですが、飛びながら点滅しているのが下の写真です。
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ピンボケですが、蛍の光は下のような感じです。
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次回石垣島に行く時はもっと天候の安定した時期に行きたいです。
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プロフィール

夜行虫

Author:夜行虫
夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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