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彗星2つ

天城高原で彗星撮影をしてきました。

金曜夜に自宅を出ました。夜間に走ると渋滞に巻き込まれず、高速代も半額になり、伊豆スカイラインは料金徴収の人が居なくなるので無料開放されます。良いことずくめなのです。天城高原には03時30分頃に到着しました。登山客と思われる車数台と、同業者が何名か。上を見上げればものすごい数の星が。これほど見事な冬の天の川を見たのは久々です。と言っても、これから機材を出しても夜が明けますので、肉眼観望だけで就寝モードへ。今日はいつもの3シーズンシュラフに代えて、ナンガのオーロラを使います。

朝の10時頃に起床するとすでに登山者の車がかなりの数に。天城高原の駐車場は上段と下段に分かれていますが、ここで下段に移動。最近は暗黙のルールで、天文屋は下段と言うルールが出来ています。

DSC_5930.jpg

昨夜の好天気が何処へ行ったのか、肝心な天気の方がおもわしくありません。といっても、天文屋基準の天気で、一般のレジャーの人には何の問題も無い天気なんですが・・・。どうやら南西の風が天城山に当たって、そこで雲が発生しているようです。午後には約束していた知人も到着。機材を組み立てます。

今日のターゲットは、ギャラッド彗星とヒル彗星の2つ。特にギャラッド彗星は日が沈んだ後、西の空に短時間しか撮影できません。またしても時間との闘いです。雲間にうっすら見える北極星で赤道義の極軸合わせを試みますが、間違えて別の星で極軸を合わせてしまいました。視野に捉えた星が動いていくのですぐに気が付きましたが、焦りは禁物ですね。

garradd.jpg

いつもは「彗星の居る所だけ雲がある」というパターンに悩まされるのですが、今回はギャラッド彗星の居る所だけ雲が無く、撮影できました。オートガイドのキャリブレーションをする時間が無く、ノーガイド撮影です。テイルが2本に別れて見えます。上に伸びているのがイオンテイルのようです。

相変わらず天気は好転しません。風が時折強くなり望遠鏡を揺らします。風で出来る雲のほか、高層にうす雲がかかっているようです。あまり良い条件ではなかったですが、何とか撮影したヒル彗星です。
hill.jpg
予報では10等台だったので、デジカメでは写らないと思っていましたが、意外にもはっきりと映ってビックリしました。ステライメージの簡易測光機能で測定すると10.6等になりました。もうすこし明るい気はしますが。

ギャラッド彗星は12月末くらいからは明け方に回り、段々と撮影がしやすくなってきます。それまでしばらくお預けです。
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ダムカ

昔はマニアの間で色々なカード集めがなされていました。テレホンカード、オレンジカード等々。今はゲーム関係のカードでしょうか? こういうカードはトレーディングカード等と呼ぶそうなんですが、その一つに「ダムカード」というものがあります。略してダムカ(私が勝手に名づけました)。

ダムカは無料なんですが、ダムにある管理事務所に直接行って貰わなければなりません。実物はこんなものです。
DSC_5926.jpg
テレホンカードと同じ大きさ。ダムを管理しているところが発行母体となっていますが、カードの様式は統一されているようです。因みに、上の写真の井川ダムは中部電力、藤原ダムは国交省、その他は水資源機構が管理しているダムになります。管理事務所に直接行くと書きましたが、中には土日祝日にはお休みのダムもあり、レア度は少し高めのカードとなっています。年々発行するダムの数も増えていて、自分でコンプリートするのはかなり難しいと思います。

ダムカード配布場所一覧
記号の意味などはこちらのサイトこのページが詳しいです。

以下に、群馬のダムめぐりをした時のことを書いてみます。

まずは道の駅水上町水紀行館。
ここのレストランには、「ダムカレー」というダムを模したカレーライスが売られています。
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これは八木沢ダムのアーチ式ダムを模したもの。福神漬けは下流の川の流れを、ゴボウは流木でしょうか?店によってダムの形式が異なるようで、ロックフィルダムの奈良俣ダムのレストランではちゃんとロックフィルダムのカレーになっていました。ロックフィルダムが一番ご飯の量が多いような気がしましけどね。
実物のダムはこんなものです。
P1000023.jpg

ロックフィルダムの奈良俣ダムの堰堤から下流側を見たところです。
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足に自信のある人は、下から登ってみるのも良いかも知れません。

土合駅にも行ってみました。
ここの下り線は地下にあり、地上とは全部で486段の階段で結ばれています。
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写真は中間地点から下を眺めたところ。

水上駅では、SL水上号を引くSLが停まっていました。
DSC_5883.jpg
D51-498です。となりでは、
DSC_5877.jpg
整備の為か、ボイラー部と台車の部分が切り離されたD51がありました。

ダムカは今後も集めてみたいと思います。
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電気の史料館

渋谷の電力館が閉館しました。

東電ピーアールという、その名の通り東京電力のPRを目的に作られた会社が運営していましたが、原発事故の補償のためこの会社が清算されてしまったためです。本当は3月20日にリニューアルオープンする予定だったのですが、そのままオープンすることなく、閉鎖されてしまいました。

私はまだここには行ったことが無かったので、ちょっと残念な気持ちです。

福島の原発にあったPR館はもちろんのこと、各所にあったオール電化のショールームなどもすべて閉鎖されました。
今、東電のPR館で営業しているのは柏崎にあるサービスホールただ一か所になってしまいました。

川崎にある電気の史料館は東電の直営で運営されていますが、こちらも震災以来ずっと休止したままです。こちらは歴史的資料価値の高い展示が非常に多く、一日も早く再開して頂けることを祈っております。以前ここに行ったことをちょっと書いたことがありましたが、今回改めて紹介したいと思います。と言っても膨大な展示物の数ですので、紹介するのはそのほんの一部です。



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日光金谷ホテルで1908年(明治41年)~1950年頃まで使われていた水力発電機。水車部は横軸フランシス型。発電機は8極50Hzで定格2100V、Siemens-Schuckert Werke社製。


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山梨県駒橋水力発電所で使われていた横軸フランシス水車の一つ。スイスのEscher Wyss社製。


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信濃川水力発電所で使われていた縦軸フランシス水車。ドイツVolth社製。1939年(昭和14年)から2000年まで使われていた。


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鬼怒川線バンザイ鉄塔。1911年(明治44年)に栃木県鬼怒川温泉の下滝水力発電所から東京の尾久変電所までの124kmを66kVで送電していた。


ADSC_0046.jpg
塔ノ沢線37号鉄塔。1909年(明治42年)に箱根水力電気会社の塔之沢水力発電所~横浜の保土ヶ谷変電所まで46kVで送電していた。初めて本格的に鉄塔が採用された送電線。


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上の送電線にはこの写真のようなピン碍子が使われています。鉄塔に使われている山型鋼も展示してあります。


ADSC_0044.jpg
懸垂碍子や送電鉄塔番号札など。


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火力発電所の蒸気タービン。写真は低圧タービン。その奥が中圧タービン、高圧タービンとなっていてる。
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蒸気タービンの解説


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500kVのV吊碍子。新いわき線で使用されていたもの。


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東電管内の送電系統図。154kV以上の送電線が記載されている。


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72kV空気遮断機の遮断部。東芝製。15気圧の圧縮空気でアーク放電を吹き消す。


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72kV SF6ガス遮断機の遮断部
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同じく、断路部。埼玉県西堀変電所で使われていたもの。東芝製。


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原子炉の配管模型。


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よく送電線にぶら下がっているカウンタウェイトの実物。電線の揺れを防止するもの。


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マルチホーン。雷電流を放電させて逃がします。


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色々な碍子


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ガラス碍子


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1000kVブッシング


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ここのトイレは東京電力とINAXが共同開発した省エネタイプです、とでんこちゃんが言っております。


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地下の駐車場では電気自動車が充電中でした。


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電気の史料館の売店で購入したでんこちゃんの巾着袋。ポータブルDVDを入れるのに使用しております。でんこちゃんの公式ホームページも閉鎖されてしまいました。
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夜行虫

Author:夜行虫
夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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