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彗星3つ

パンスターズ彗星(C/2012 K1)、リニア彗星(C/2012 X1)、ジャック彗星(C/2014 E2)を撮影してきました。長いことドック入りしていた赤道儀が戻ってきて最初の天体撮影行です。

撮影に行くのは年末年始以来なので約4か月ぶりとなります。現地(三株山)でセッティングするのもかなり勝手を忘れていて、一々確認しながらのセッティングで時間がかかりました。何を勘違いしたのか、極軸を東に向けて組み立ててしまい、極軸合わせの段になって慌てて北に向けなおしました。ちょっと考えられないミスです(汗)。

到着が午後8時を回っていましたので、夕方狙いのジャック彗星は明日にまわし、すでに南中を迎えようとしているパンスターズ彗星を狙います。今はうしかい座に居ますので割と長時間観望することが出来ます。

C2012K1_20140426.jpg
すごい強い風がふいていて星像が肥大化しています。緑のコマが取り囲んでいます。テイルは左下と真下の2方向に伸びています(写真上が北)。今年秋には6~7等になると期待されます。


未明にはリニア彗星が昇ってきます。今はみずがめ座にいます。
C2012X1_20140426.jpg
上の写真より更に風の影響を受けています。パンスターズに比べると色に乏しいです。明るさの最盛期は過ぎていて、今後は暗くなって行ってしまいます。


翌日はいっかくじゅう座に居るジャック彗星をまず狙いました。
C2014E2_20140426.jpg
彗星は小さいですが、緑色のコマが取り囲んでいるのははっきりわかります。天の川の中に居るので周囲には恒星が沢山ありますね。7月には7等まで明るくなると期待されています。

オーバーホールから上がってきた赤道儀なのですが、中央子午線(東経135度)と観測地との経度差を補正するための目盛が反対に取り付けられてしまっていて、水準器の位置を合わせることが出来ません。現地で店に電話したところ、「スイマセン着払いで送って」との事なのですが、連休後半にも出動を予定しているので、今送ってしまうとその時に間に合わないかも…。極軸望遠鏡の中にもゴミが入っていて、何となく改悪された気分です。
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艦これと沈船

なにやら、NHKで報道された「つぶやきビッグデータ」のワードの大部分が艦これ関連だったそうで。

つぶやき
まぁ、本日は艦これ一周年の記念イベントのスタートでしたからね。単語もほとんどそれ関連ですし。

ふと思ったのですが、私は軍艦関係の沈船に潜ったこと無いなぁと。
瀬戸内海には戦艦陸奥が沈んでいますが、さすがに遠くてまだ潜ってみたことは無いです。話では、かなりの部分が引き上げられているので、ほとんど原型は留めていないそうです。

一番軍艦に近いのは、前に書きました、パラオのヘルメットレックに沈んでいる船です。ガイドには「Unidentified 190-foot long Japanese Cargo Ship」と書いてあるのですが、本当はこれは艦艇ではなかったかと。

Image39.jpg
これは大砲の砲身部分。口径は10cm位でしょうか。

Image40.jpg
恐らくその大砲に使う弾薬の入れ物でしょう。

Image41.jpg
爆雷です。

Image44.jpg
船内には飛行機のエンジンが転がっていました。

Image49.jpg
船尾の部分。


ミクロネシアのトラック島では本当に沢山の沈船に潜ることが出来るのですが、島の周囲に沈んでいるのはほとんどが貨物船か貨客船で、私はまだ軍艦関係には潜ったことはありません。トラック島に沈んでいる軍艦(艦艇)の中で一番潜りやすいのは駆逐艦文月です。

文月
沈船のガイドブックから抜粋です。これによるとかなり原型を留めているようです。デッキでの水深が30mとのことなので、多少深いですが潜れない事は無いですね。

こちらは艦これの文月。
文月
あまり性能が高くないので処分してしまって手持ちの艦の中には残っていませんでした。


イ169
こちらもスクーバで行ける所に沈んでいるイ-169。トラック島大空襲の時に、あわてて潜航したため、バルブを閉め忘れて潜ってしまったそうです。乗組員は全員死亡との事。ひとつ前の艦番のイ-168は艦これにも実装されているんですけどね。

追風
これもトラック島近海に沈んでいる駆逐艦追風(おいて)。真っ二つになって沈んでいます。魚雷が命中したとの事。水深60mとの事ですので、ちょっと潜るのは難しそうですね。かなり離れた所に魚雷発射管が落ちているそうです。因みに先ほどの文月は睦月型、追風は神風型ですが、睦月型は神風型の改良版です。というか、搭載魚雷のサイズの違いのみだそうです(睦月型61cm、神風型53cm)。


最初に例を挙げたパラオですが、いくつかレックポイントで駆逐艦の名前を見ることが出来ます。
これは、ペリリューでお土産に買ってきたダイビングスポットの地図ですが、

五月雨
パラオ諸島の北の端、NGERUANGEL REEFには駆逐艦五月雨が沈んでいます(地図内の02の場所)。
座礁して動けなくなっていたところを飛行機で攻撃されたそうです。

五月雨は艦これの艦娘になっていますね。
五月雨
ここが俺提督の執務室です。撮影の為五月雨に秘書艦になってもらいました。


若竹
駆逐艦若竹が沈んでいる場所。地図上の12番の場所。説明書きのよれば真っ二つになって沈んでいるとの事。Wikiによれば被弾して15秒で沈んだと書いてあります。


大和ミュージアムを見に行くついでに陸奥に潜れたらいいな、などと思っておりますが、果たして何時の事になるやら。
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Raspberry Pi で電力計を作る(3)

IN226とRaspberry Piを使用して作成した電力計で太陽電池パネルの発電電力を計測してみます。

ブログには書きませんでしたが、以前使用していた32Wのパネルから今は50Wのパネルに変わっています。ヤフオクで入手したものですが、説明には「逆電流防止ダイオード付」と書いてありました。太陽電池パネルの裏に付いているボックスを開けると・・・
PC160001.jpg
確かにダイオードは入っているようなのですが、どうも繋ぎ方が変です。これは逆電流防止ダイオードではなく、バイパスダイオードと呼ばれるものです。太陽電池セルの一部分が影に覆われるような場合、その部分に他のセルからの電流が流れて発熱するのを防止するためのものです。どうも業者の方もこの辺の事良くわかっていないようですね。

以前NTPサーバーを作成した時のようにMRTGで発電量のグラフを作成するようにしました。

solar_p-day140411.png
4月11日の発電電力の時間変化です。8時半頃から10時頃までは、太陽電池パネルに電線の影が落ちるので、発電量が落ちてしまっています。そして11時過ぎからも影が落ちるのですが、この頃になると電気を貯めているバッテリーがフル充電になってきて、電流がカットされてしまいます。

solar_wh-day140411.png
電力を積算して電力量のグラフにしてみたものです。1日毎にリセットしています。4月11日の発電電力量は153Whでした。

solar_v-day140411.png
同じ日の電圧の変化です。チャージコントローラにはMPPTのものを使用していますが、大体18V位がMPPになっています。12時頃からはバッテリーが満杯になって充電量が制限されている関係で、電圧が太陽光パネルの解放電圧に近付いています。

solar_p-week140411.png
月曜から記録を始めて5日間ほど経ちました。最近になって発電量が多くなっているのは、バッテリーが満タンになって充電が制限されるのが勿体ないので、たくさん電気を使うようにしたためだと思います。

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Raspberry Pi で電力計を作る(2)

前回に引き続き、Raspberry Piで電力計の制作です。

前回は購入したINA226モジュールの組み立てを行い、I2Cのアドレスの設定を行いました。

今回はRaspberry Piに接続して動作テストをしてみます。

まず、準備として、Raspberry PiでI2Cが使用できるように、設定を行います。
まず、/etc/modulesに以下の1行を追加します。

i2c-dev


更に、/etc/modprobe.d/raspi-blacklist.confの1行を以下のようにコメントアウトします。

#blacklist i2c-bcm2708


これでRaspberry Piを再起動すれば、I2Cが有効になります。

続いて、I2Cの操作を簡単に行えるためのツールとしてI2C toolsをインストールします。

sudo apt-get install i2c-tools


これでi2cgetなどのコマンドでIN226のレジスタにアクセスできるようになります。

Raspberry PiのGPIOピンアサインはこちら

I2C関連はPIN3にSDAが、PIN5にSCLがそれぞれアサインされています。これらは内部でプルアップされているそうなのでその配線は不要です。

今回は、Raspberry PiからINA226の電源用および電流・電圧測定テスト用にPIN1から3.3Vを取り出し、INA226に供給するとともに、100Ωの抵抗でグランドに落とす回路の電流値(=33mA)をIN226で測定してみます。

P4060007s.jpg

2014.11.14追記:
繋ぎ方がわからないというコメントを頂きましたので、この実験の接続方法を下に張っておきます。
in226cir2.png
(画像をクリックすると大きな画像が表示されます)
:追記終わり

測定のためのプログラムをperlで書いてみました。


#!/usr/bin/perl

use strict;
use warnings;
use Time::HiRes qw(setitimer ITIMER_REAL);

my ($I2Caddr, $odir, $verb, $arg, $itv);
my (@Vbuf, @Abuf, @Pbuf, $win);
$I2Caddr = '0x40';
$odir = ".";
$verb = 0;
$itv = 1;
$win = 5;
while ($arg = shift) {
if ($arg eq '-a') {
$I2Caddr = shift;
} elsif ($arg eq '-d') {
$odir = shift;
} elsif ($arg eq '-v') {
$verb = 1;
} elsif ($arg eq '-i') {
$itv = shift;
} elsif ($arg eq '-w') {
$win = shift;
}
}

$SIG{ALRM} = sub {
my ($now, $V, $A, $P, $P2, $ofile);
my ($ss, $mi, $h, $D, $M, $Y);
$now = time();

$V = `sudo i2cget -y 1 $I2Caddr 0x02 w`;
$A = `sudo i2cget -y 1 $I2Caddr 0x04 w`;
$P = `sudo i2cget -y 1 $I2Caddr 0x03 w`;

$V =~ s/^0x//; chomp $V;
$A =~ s/^0x//; chomp $A;
$P =~ s/^0x//; chomp $P;

$V = unpack('s',pack('H*', $V)) * 1.25 / 1000.0;
$A = unpack('s',pack('H*', $A)) /1000.0;
$P = unpack('s',pack('H*', $P)) * 0.025;

if (scalar @Vbuf < $win) {
push(@Vbuf, $V);
push(@Abuf, $A);
push(@Pbuf, $P);
return;
} else {
splice(@Vbuf,0,1);
splice(@Abuf,0,1);
splice(@Pbuf,0,1);
push(@Vbuf, $V);
push(@Abuf, $A);
push(@Pbuf, $P);
}

$V = median(@Vbuf);
$A = median(@Abuf);
$P = median(@Pbuf);
$P2 = $V * $A;

($ss, $mi, $h, $D, $M, $Y) = localtime($now);
$Y += 1900;
$M += 1;
$ofile = $odir."/".sprintf("%d%02d%02d.csv",$Y,$M,$D);
if (open(FP, ">>$ofile")) {
printf FP ("%d-%02d-%02d %02d:%02d:%02d, %.2f, %.3f, %.3f, %.3f\n",
$Y,$M,$D, $h,$mi,$ss, $V, $A, $P, $P2);
close(FP);
}
printf("%d-%02d-%02d %02d:%02d:%02d, %.2f, %.3f, %.3f, %.3f\n",
$Y,$M,$D, $h,$mi,$ss, $V, $A, $P, $P2) if ($verb);
};

`sudo i2cset -y 1 $I2Caddr 0x05 0x000a w`;
setitimer(ITIMER_REAL, 1, $itv);

while (1) {
sleep 999999;
}

sub median {
my (@data) = @_;

@data = sort {$b <=> $a} @data;
return $data[scalar @data / 2];
}

指定したディレクトリに年月日.csvというファイルを作り、1秒ごとに測定値を追記していきます。
追記:電流や電圧が0に近い時に値がマイナスになることがあり、値がおかしくなるバグがありましたので修正しました。また、測定値を平滑化させるためにmedian filterを追加しました。

IN226での測定値はレジスタに保存されていますので、i2cgetコマンドでその内容を読めば測定値が得られます。ただ、最初はキャリブレーション値(シャント抵抗に関する値)が0になっているので、そのままでは電流や電力値が0になってしまいます。その係数を書き込むところが

sudo i2cset -y 1 $I2Caddr 0x05 0x000a w


の行です。これをセットすると、電流の値がmA単位で、電力の1/25の値がmW単位でそれぞれレジスタに書かれるようになります。プログラムではこれらをA, W単位に直してファイルに書き込んでいます。IN226で計算される電力は25mW単位でしか分解能が無いので、電圧×電流で計算した値もファイルに書き込んでいます。

実際に動かしてみますと…


2014-04-06 03:50:24, 3.30, 0.033, 0.125, 0.109
2014-04-06 03:50:25, 3.30, 0.034, 0.075, 0.112
2014-04-06 03:50:26, 3.30, 0.033, 0.125, 0.109
2014-04-06 03:50:27, 3.30, 0.034, 0.125, 0.112
2014-04-06 03:50:28, 3.30, 0.033, 0.125, 0.109
2014-04-06 03:50:29, 3.30, 0.033, 0.125, 0.109
2014-04-06 03:50:30, 3.30, 0.033, 0.125, 0.109
2014-04-06 03:50:31, 3.30, 0.031, 0.125, 0.102
2014-04-06 03:50:32, 3.30, 0.034, 0.125, 0.112
2014-04-06 03:50:33, 3.30, 0.033, 0.125, 0.109
2014-04-06 03:50:34, 3.30, 0.031, 0.125, 0.102
2014-04-06 03:50:35, 3.30, 0.034, 0.125, 0.112
2014-04-06 03:50:36, 3.30, 0.031, 0.125, 0.102
2014-04-06 03:50:37, 3.30, 0.031, 0.125, 0.102
2014-04-06 03:50:38, 3.30, 0.033, 0.125, 0.109
2014-04-06 03:50:39, 3.30, 0.033, 0.125, 0.109
2014-04-06 03:50:40, 3.30, 0.031, 0.125, 0.102
2014-04-06 03:50:41, 3.30, 0.033, 0.125, 0.109


電圧は3.3Vと測定されていますし、電流値もほぼ33mAとなっています。電力の値も合っています。これにてテスト成功と言うところです。(この測定値はプログラム修正前のものです)

次回はいよいよ太陽光パネルの発電量を測定してみます。

つづく
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Raspberry Pi で電力計を作る(1)

2月に作ったRaspberry PiのNTPサーバーですが、最近は非常にオフセットの変動が小さくなってきました。

ntpi_ntp-day130404.png
これは4月3日のデータですが、以前のように突然上下に振れることも無くなりました。

ntpi_ntp-month130404.png
monthlyのデータを見ますと、3月の下旬ころから変動が小さくなってきています。ちょうどこの頃から気温が上昇して、ストーブを使用することが無くなったため、室内の温度変化が小さくなった為だと思われます。

かれこれ2か月近く連続稼働していますが、止まることは一度も発生していません。

最初に買ったRaspberry Piはこれなんですが、
P4030009.jpg
Made in Chinaと書いてありますね。今、NTPサーバーで使用しているRaspberry PiはMade in the UKと書いてありました。どうも中国製は欠陥品多数のようです。

さて、NTPサーバーの記事で予告しましたように、電力計を作ってみることにしました。告知からずいぶん時間が経っていますが、それは買っていたINA226が行方不明になっていたのです。物が多すぎて、一旦行方不明になると探し出すのが困難になってきました(笑)。

ストロベリー・リナックスで購入したINA226のパーツ一式。
P4030002.jpg
INA226は基盤に装着済み。端子台とコンタクトピン1式が同封されています。それと説明書が1枚付いています。

P4030003.jpg
ICの左側の緑色の部品がシャント抵抗です。0.002Ωの物が使われています。10A以上の電流(MAX20A)を流す場合には、端子台ではなく、シャント抵抗の両側のねじ止め端子を使用するようにとの事です。今回は10A以下の電流しか流れませんので、当方は端子台を取り付けることにします。

P4030007.jpg
端子台とコンタクトピンを取り付けたところ。コンタクトピンは基盤の裏側に凸になるように取り付けています。
Raspberry Piとの通信はI2Cで行うので、そのアドレスを決めるための作業が必要です。A0とA1のジャンパーの繋ぐ箇所を変えるとアドレスが変えられます。今回はA0もA1もグランド(G)に繋ぎましたので、アドレスは0b1000000xになるそうです。

次回はRaspberry Piと接続をしてみます。

つづく
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プロフィール

夜行虫

Author:夜行虫
夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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