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本日のラブジョイ彗星(1/24)

北関東では何となく雲が取れない土曜日。意を決して天城高原まで遠征してきました。

GPVの雲量予報を見て、伊豆半島は夜には雲が無くなるという予報となっていましたので、伊豆に行く事に決めました。天気はその通りの展開となり、この選択は大正解でした。
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準備が出来た時刻にはまだ4日目の細い月が空にありました。自宅近辺だとそれ程気にならない月明かりですが、さすがに天城の空では少々気になります。取りあえず月が出ている間から撮影は開始しましたが、画像処理に用いたのは月が沈んだ後のものです。彗星の方は未だ明るいので双眼鏡で楽に見つかります。テイルもわかりました。上の画像は例によってAdobeRGBのカラープロファイルを付けています。表現できるモニターの人はより綺麗な緑色のコマをご覧いただけます(サムネイル画像はカラープロファイルは取り除かれている模様)。

撮影場所の駐車場は概ね半分ほど埋まっている感じでした。最近は天城高原も有名になった所為か、結構人が来るようになってしまいました。そうやって人が集まるようになると決まって出没するのが発電機野郎。周りに誰も居ない所で回す分には一向にかまわないと思うのですが、これだけ人が大勢いる所で平気で回せる神経が知れないです。ちゃっかり自分の所からは遠ざけて置いているあたりやっぱり自分でもうるさいんでしょうか。朝までずっと回しっぱなしで、しかも機材も片付けず2区画独占状態。登山者の車が少なくて取りあえず被害は出なかったみたいですが…。こんなことが原因で夜間締め出しになったらとんだとばっちりです。
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本日のラブジョイ彗星

2015.1.13 12日の画像を追加しました

3連休中日。夜から天気が崩れるという予報が出ていましたが、たとえ晴れても22時過ぎには月が昇って来るし、日没後数時間撮影できれば良いと思って出かけました。

雪入ふれあいの里にしようかとも思いましたが、数時間の撮影のために手続きをするのも億劫だったので、旧八郷町に行く事にしました。

いつものように撮影場所に入って行こうとすると入り口がロープでふさがれていました。昨年の皆既月食の時は何も無かったのに…。昨年も筑波山にある私の撮影ポイントが有料駐車場になってしまい、ショックを受けていたのですが、またしても・・・

気を取り直して隣の撮影場所に向かいます。

セッティングが終了したのが18時頃。ラブジョイ彗星に鏡筒を向けて、電子ファインダーとして使っているST-2000XMの3×3画像をPCの画像に表示させると、1秒露光でもものすごく明るい彗星像が現れました。小型の双眼鏡では楽勝で見つかりました。肉眼で見えないかと思って見たのですが、この時間ではまだ少し空が明るくてダメでした。

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テイルが何条にも分かれていてなかなか壮観です。

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トリミングして本体部分を拡大したもの。私は、撮影から画像処理までをadobeRGBでやっていて、WEBなどに掲載する直前にsRGBに変換しているのですが、直上の画像はadobeRGBのカラープロファイルを埋め込んでいます。sRGBにしてしまうと彗星のコマの青緑色の色合いがしらっちゃけてしまう為です。

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上記画像の白黒・反転画像。

時折雲が流れてきて邪魔をされますが20時30分頃までは何とか持っていました。その頃になると、なんとか肉眼でも彗星の存在がわかるようになってきました。その後、だんだん雲量が多くなってきたので、撤収して八郷温泉ゆりの郷に行く事にしました。体の芯まで冷えていたので、温泉に入って生き返ったような心地です。思えば、天体写真を撮影した後にすぐに温泉に入るなんてことは温泉宿に宿泊して撮影に臨んだ時くらいしかないのですが、そういう場合でも大抵は夏とか秋なので、今回のように芯まで冷えた体を温泉でなんてことは初めてかも知れません。近くに温泉がある場所で撮影していても、営業時間中に行けることはまずないですからね。

ラブジョイ彗星、暗い空の下で撮影したらなんかすごそうですね。今度の土日は晴れるかな?



2015.01.13追記
昨夜に引き続き撮影に行ってきました。
本日は昨夜のように雲が湧きませんでしたので、少し長時間のコンポジットを実施しました。
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2015.1.12 21:12から90秒露出×50枚コンポジット。オートガイダーによる彗星核追尾。

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頭部拡大

「ほうき星」って感じになってきましたね。
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パラオ旅行記(陸上編)

ダイビングが出来ない最終日に、バベルダオブ島の島内観光に出かけました。

バベルダオブ島はコロール島に比べて全く都市化が進んでおらず、素朴な感じの島です。以前の首都はコロールにありましたが、今はバベルダオブ島に移されています。

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コロール島とバベルダオブ島の間に架かる新KBブリッジ、通称「日本・パラオ友好の橋(Japan-Palau Friendship Bridge)」。1996年9月に崩落した旧KBブリッジに代わり、日本の無償援助で建設されました。実は夜行虫は1996年2月にパラオに行っておりまして、その7か月後に崩落した訳です。崩落前の橋は
Former_Koror-Babeldaob_Bridge1.jpg
こんな橋でして、韓国の建設会社がヒジョーに安い金額(日本の入札額の半額)で落札して建設しました(写真はWikiより)。

1996年に私が通行した時には、橋の中央部分の路面にはたくさんの亀裂が走り、車の速度を落として通行している状況でした。

Original_Koror-Babeldaob_Bridge_collapse.png
それがこんな感じで落ちてしまったのであります(写真はWikiより)。通行中の車に乗っていた人が二人死んでおります。コロール島では、電気、水道、電話をバベルダオブ島から引いていたので、それらが橋の崩落と共にすべて途絶。一時は非常事態宣言も出されました。橋を建設した韓国の会社はすでに解散していて、韓国政府も知らぬ存ぜぬ。因みにその建設会社は1994年に崩落した韓国の聖水大橋にも関わっていたそうです。パラオ政府は自力での橋の再建を断念。見かねた日本がODAで建設したという次第です。因みに新KBブリッジを請負ったのは鹿島建設です。

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橋脚に取り付けられた銘鈑。完成から10年目には記念切手も発行されたそうです。

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旧KBブリッジの記念碑が今も残っているのですが、

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Republic of KoreaのKoreaの部分が削られて判別できないようになっています。

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その部分の拡大。

バベルダオブ島で最初に訪れたのは、旧日本海軍の通信隊司令部跡。
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戦車や対空機銃が割と保存状態も良く残っております。この写真の車両は九五式十三屯牽引車と言うそうで、大砲などをけん引するための車両だそうです。

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これは特二式内火艇という水陸両用戦車だそうです。陸軍の九五式軽戦車をベースに開発されました。車体の前後に水に浮かぶためのフロートが付くのですが、それは残っていないようです。

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建物の周りには多くの機銃が据えられています。これらはもともとここにあったものでは無くて、「Hell in the Pacific」という映画の撮影のために各所から集めてこられたものらしいです(以上参考:http://sakurasakujapan.web.fc2.com/main02/palaukoror/area23.html)。

次はパラオの伝統的な建物アバイを復元したもの。
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昔の集会所だそうです。パラオに伝わる伝説が絵で書き表されています。

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入り口の両脇には伝説上の鳥「マネーバード」がかかっています。口から出しているのはお金だそうです。

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征服した他の部落の酋長の首を晒しておく台なんだそうな。

お次は国会議事堂。
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2006年にコロール島からこちらに移されました。首都を移せばこちらの島も発展するだろうという目論見だったそうですが、今も周りは全く未開発です。

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この日は土曜日でしたのでcloseしている筈だったのですが、なぜか扉が開いていて中に入れました。

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2013年台風30号の被害に寄せられた義捐金に添えられたメッセージが飾ってありました。夜行虫も僅かばかりの額を寄付しておりました。

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入り口には例のマネーバードが描かれています。

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裁判所。ギリシャ風の柱が立っておりますが、これはハリボテです。叩くと安っぽい音がします。

お次はストーンモノリスという遺跡です。
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アバイの土台ではないかと考えられているようですが、詳しい事は判っていないらしいです。

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人面と思しき彫刻?がされた石があり、正しく東西南北に向いて置かれているそうです。この写真は南を向いている石です。

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これは西を向いたもの。

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明らかに人が手を加えた跡があります。これらの石はすべて火山岩を利用していました。

次に訪れたのは、旧日本軍が途中まで建設した灯台の跡。
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完成しないまま放棄されたようです。

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海軍が設置した測量用の基準点がありました。昭和11年と書いてありました。

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基準点の横には何かわからない機械の残骸が放置されています。

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敷地の隣には穴の開いた建物が。灯台職員の詰所なのか、発電機室なのか…

続いて、昔の棺と思われている遺跡。
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以前蓋を開けてみたけれど何も入っていなかったという事です。

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バベルダオブ島の北部では、日本統治時代にボーキサイトの採掘をしていたようで、今もその採掘跡が各所に残っています。掘り出されたボーキサイトを運ぶための鉄道も引かれていたそうです。

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対空機銃が割と保存状態も良く残っています。

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別の角度から。九六式二十五粍連装機銃ではないかと思われ。恐らくボーキサイトの採掘場を守備する為に設置された物でしょう。

お次は艦上爆撃機「彗星」の残骸とパイナップル工場跡。
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彗星のエンジン部分だけがさかさまになって置かれています。このエンジンは旧日本軍としては割と珍しい水冷エンジンで、ダイムラー・ベンツ社からライセンス供与を受けて日本で作られたエンジンです。しかし、当時の日本ではドイツ製と同じ部品を作ることが出来ず、代替品を多用したためトラブルが頻発し、非常に整備士泣かせの機体だったようです。

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「彗星は彗星で悪くないんだけど、整備大変なのよ、整備がー」と艦これの軽空母瑞鳳も申しております。
近くの山の中を片道40分ほど行った所には零戦の残骸があるとの事です。

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日本の統治時代にパイナップルの缶詰を作っていた工場だそうです。

最後は旧日本軍の通信所の跡です。
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コロールに戻って来てからナイトカヤックをやりに出かけました。
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プランテーションリゾートから出発して最初に見たのが旧日本軍の沈船。まぁ夜に行っても何もわからないんですけどね(笑)

おしまい
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パラオ旅行記(水中編)

正月休みはパラオに旅行に行っていました。

日記は水中編と陸上編で分けて書こうと思います。
まずは水中編です。

使ったサービスはPPRの中にあるスプラッシュさん。今回は3日間お世話になりました。

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まず潜ったのはウーロンチャネル。ギンガメアジの群れが割と良くまとまっていました。

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今回初めてドームポートを付けて撮影に臨んだのですが、最も広角側にすると上の二隅がケラレるというのに初めて気が付きました。ズームをほんの少しテレ側に動かしてやれば写野外に出るのですが、ケラレたまま撮った写真がずいぶんありました。トリミングするのが面倒なのでそのまま載せておきます NZo

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ランチの為に立ち寄ったビーチにて。Googleで調べたらイングリッシュメンズ・ビーチというそうです。遠くの方でスコールが降っていますが、間もなく我々の方にやって来ました。

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ここには、イギリスのアンテロープ号が座礁して放棄され、その後新しい船を作って脱出したことを記す銘鈑が設置されています。1783年の事だそうです。イングリッシュメンズ・ビーチとはこのことに由来しているんでしょうね。

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ホウセキキントキですね。光の照射方向で体色が変わるのが面白いです。サンドバーと言うポイントです。

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同じくサンドバーにて。ケラレが鬱陶しい・・・

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ネムリブカが海底に鎮座していたので。周りにはガーデンイールが出ていますね。ネムリブカは泳いでいなくても呼吸が可能だそうです。

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シャンデリアケーブにて。砂煙を巻き上げながら穴を出て行く奴は誰だ!

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シャンデリアケーブの壁面の岩石(水中)。貝殻等がいっぱい付着しています。

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マンジュウイシモチ。イチゴパンツなんて呼ぶ人も居るそうですが(笑)。同じくシャンデリアケーブの前にて。

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お休み中のカメを起こしてしまいました。ゲメリスサンドガーデンにて。

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空気を吸いに水面に昇って行くカメ。

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ジャーマンチャネルでマンタ待ちをしましたが、現れたマンタはどれも遠くてこんな写真が精いっぱいでした。

P1020164.jpg
ブルーホールの入り口。

今回のパラオでは前回に比べれば魚影は濃かったように思いました。マンタのちゃんとした写真が撮影できなかったのはちょっと残念でしたが。

P1020057.jpg
PPRの桟橋で夕日を眺める人々。

次回は陸上編を書きます。
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プロフィール

夜行虫

Author:夜行虫
夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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