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花園川発電所と華川発電所

平成26年度も押し迫ったある日。今年度の仕事もあらかた片付いたので、これまで行けていなかった茨城県の平日限定配布のダムカードを貰いに県北に出かけて来ました。

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以前紹介したこともある4つのダムです。その時は緑色の非公式カードでしたが、昨年から正式カードが発行されていました。しかしいずれも平日限定配布の為、これまで貰いに行く機会がありませんでした。

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十王ダム

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水沼ダム

前回非公式カードを貰いに行った時は花貫川沿いの水力発電所を見学してきましたが、今回は更に北の花園川沿いの発電所を見てきました。

花園川には、東京発電所有の花園川発電所と華川発電所があります。華川発電所は、廃止されていた発電所を東京発電が再開発して運用を再開したもので、平成23年から運転されています。実は私はこの事を知らずに行って偶然この事実を知ったのでした。

まず花園川発電所です。マウントあかねの近くにヘッドタンクがあるらしいので、まずそこに行ってみることに。
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あ、あれ? ほとんど水がありません。

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流れ込んでくる水量がほとんどありません。理由はあとでわかりましたが…。因みに取水口は先ほどの水沼ダムにあるようです。

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水圧鉄管

さて、発電所のある場所付近に到着したのですが、発電所に通じる川岸の道に行く事が出来ません。浄連寺というお寺の境内を通らないと行けないようで、拝観料の200円を払わないとならないのかも知れません。私が到着した時にはすでに拝観時間が終わっていて入れませんでした。

花園川の反対側から行けないものかと徘徊していると・・・
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偶然にも新しく運開した華川発電所に辿り着きました。

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こじんまりとした発電所です。

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中に設置されている横軸フランシス水車の写真(田中水力(株)のホームページから引用)。出力145kWだそうです(認可最大出力130kW)。

初代の華川発電所は明治41年運開と言う古いもの。常磐興産(旧磐城炭礦)というところが開発しました。昭和46年に送電先の炭鉱が出水により水没して閉鎖され、発電所も廃止されました。発電所建屋自体は最近になって再建されたものですが、排水路等に以前の面影が残っています。
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水圧鉄管の全容。落差17.35mという小規模なものです。写真ではわかりませんが、高密度ポリエチレン管が中に挿入されているとの事。

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ヘッドタンク。ここから導入水路が取水堰に向かって水平に伸びます。

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水路に沿って上流へ。

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途中暗渠となる個所が1か所ありました。

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付近の岩石は花崗岩で、もろく崩れやすい個所が何カ所かあります。そういう場所にはふたがしてあります。

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取水堰が見えてきました。

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取水堰の向こう岸には花園川発電所が。水車の補修工事を実施中でした。上のヘッドタンクに水が無かったのはその為だったのですね。

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華川発電所からの送電線は地中に埋設されて出ていくように思われます(もしかしたら別にあるのを見落としているかも知れませんが・・・)。

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地中から電柱に立ちあがる所。普通の高圧(6.6kV)で連系しているような。まぁ小規模な発電所ですからね。

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花園川発電所に行く道すがらにはこういうものがあるらしいです。次回訪れた際にはついでに見て来ましょうかね。

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マウントあかね(公共宿泊施設)からの眺望は素晴らしいの一言です。

帰りには十王のうららの湯の寄って帰りましたとさ。
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MUSASHI EXPEDITION 中継を観る

戦艦武蔵と思われる沈船がフィリピンのシブヤン海で見つかりました。

見つけたのはマイクロソフト社の共同創業者ポール・アレン氏。彼が所有するスーパーヨット「オクトパス」で調査を行い、ついに戦艦武蔵と思われる船体を発見したそうです。今日はその中継がありまして、仕事そっちのけで観てしまいました。

実は武蔵が沈んだ場所と言うのは良くわかっていませんでした。

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(c) Google

シブヤン海と言うのはフィリピンのこの辺りなんですが、武蔵の戦闘詳報による沈没位置は
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(c) Google
この辺りなんですが、一方随伴していた清霜の報告による沈没位置は
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(c) Google
このあたりと、結構な違いがありました。今回見つかったのは果たしてどのあたりだったのでしょうか。

ポールアレン氏の所有するスーパーヨット「オクトパス」という船。日本で「ヨット」というと、帆を張って進む小さな船を想像しがちですが、世界的には「娯楽のための船」という意味です。もちろんエンジン付きです。

OctopusYacht.jpg
http://en.wikipedia.org/wiki/Octopus_%28yacht%29より
こんなでかいんです(笑)。さすがは大富豪だけのことはありますね。日本ではこんなに蓄財しようとしても「格差ガー」と叫ぶ人たちが多いので無理でしょうね。

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(c) 2015, Paul Allen
これが今回の映像を撮影したROV。少し小さ目な感じですね。何m潜れるんだろうか。

さて水中映像です。これらの画像の著作権はポールアレン氏にあります((c) 2015, Paul Allen)。一応念の為。

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(c) 2015, Paul Allen
錨の鎖を通す穴でしょうね。

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(c) 2015, Paul Allen
艦首部分の菊の紋がはめ込まれていた部分と思います。

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(c) 2015, Paul Allen
錨ですね。

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(c) 2015, Paul Allen
これは主砲第1砲塔の基底部ではないかと思われます。

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(c) 2015, Paul Allen
スクリューです。

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(c) 2015, Paul Allen
別の角度から。

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(c) 2015, Paul Allen
舵です。

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(c) 2015, Paul Allen
弾薬でしょうかね?

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(c) 2015, Paul Allen
副砲か12.7cm高角砲の基部でしょうか?

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(c) 2015, Paul Allen
主砲です。横倒しになっていますが、測距儀が突き出しているのが良くわかります。

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(c) 2015, Paul Allen
同じ砲塔を後ろ側から見たもの。

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(c) 2015, Paul Allen
同じ砲塔を尾部から。

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(c) 2015, Paul Allen
同じく砲の正面向かって右側。

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(c) 2015, Paul Allen
風防付の対空機銃座。

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(c) 2015, Paul Allen
艦橋の最上部に付いている測距儀。日本光学(現ニコン)の製造で、15mのスパンがあります。

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(c) 2015, Paul Allen
測距儀の反対側は脱落してしまっているようです。

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(c) 2015, Paul Allen
ラジエーターではないかと言っていました。

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(c) 2015, Paul Allen
ROVのコントロールルーム。私は仕事である船のやはりROVのコントロールルームにお邪魔したことがあるのですが、そこにそっくりでした。

因みにその時のコントロールルームはこんなでした。
CIMG1821.jpg

CIMG1820.jpg
我々はコントロールルームから送られてくるデータをモニターしながら仕事してました。

脱線終わり。

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(c) 2015, Paul Allen
武蔵の沈没地点の海底地形図。サイドスキャンソナーで作ったものですね。こんなものまで装備しているなんて…

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(c) 2015, Paul Allen
海底に眠る英霊に黙とうをささげるクルー達。合掌。


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とあるマシンのP2V

このブログではあまりIT関係の話題は書かないようにしているのですが、当方は他サイトの情報にはいつも助けてもらっていたりします。大した情報ではないのですが、どこかの役に立つこともあるかも知れないと思い、また自分の備忘録として書く事にしました。まぁ本当の理由はネタが無いって事なんですけどね。

とある所から、昔動いていたLinuxサーバーをそのまま新しいマシンで動かせないだろうかと言う相談を貰いました。そのマシンはある処理をするための専用機のようなもので、中身の機能はそのまま新しい環境で動かしたいという事でした。その場合

1. 新しいマシンのHDDにLinuxの領域を設けて新しいOSをインストールし、その後必要な処理環境を再インストール
2. 仮想マシンを使用してゲストOSとして古いLinuxをそのまま移行

という方法が考えられると思います。移行する環境はノートPCで、OSとしてRed Hat Enterprise Linux (RHEL)のversion 3というかなり古いものが動いていました。そのため、内蔵HDDはSATAではなくIDEのものが使われていました。なので、単純に1.の方法をやろうとして、新しいSATAのHDDに丸ごとコピーしてもドライブ名とかが異なるので動かないでしょう。grubを修正したりinitrdを再作成すれば動くかもしれませんが、できればコピーしてそのまま動かせた方が労力が少なくて良い、ということで今回は2の方法を採用する事にしました。

仮想環境として何を使うかですが、慣れているという単純な理由でOracle VirtualBoxを選択。まずは、コピーを入れるための仮想マシンを作成するところから始めます。VirtualBoxマネージャーを起動して、「新規」ボタンをクリックします。

仮想マシンの作成
元の環境の通り、タイプはLinux、バージョンはRed Hat 32bitを選択しました。名前の部分は実施したものそのまま出すと色々とマズイかもしれないので修正しています。「次へ」でメモリーサイズの指定に移ります。

メモリーサイズ
ここでは元のノートPCが積んでいたメモリーと同じサイズで2GBを指定しました。

「次へ」にてハードドライブの作成画面に移行します。
ハードドライブ
色々と細かい設定が必要なので、取りあえずここでは「仮想ハードドライブを追加しない」を選択します。ハードドライブは後からでも追加可能です。ここでハードドライブを作成しないとOSをインストールできない云々の警告メッセージが出ますが、無視して構いません。

ここまででVirtualBoxマネージャの仮想マシン一覧に新しく作成したマシンが表示される筈です。それを選択して「設定」ボタンをクリックします。

設定
これが設定画面です。左側の項目から「ストレージ」を選択します。

ストレージ1
コントローラIDEに空のCDが付いていて、コントローラSATAには何も繋がっていない状態です(下の方の変なメッセージは無視して下さい)。

コピー元のノートPCでは、CD-ROMがIDEプライマリマスタになっていて、内蔵HDDがセカンダリマスタとして繋がっていました。この辺はLinux上のHDDのデバイス名に直結してきますので、なるべく修正作業を少なくするために、Physicalな環境はそのまま再現する事にします。ということで、まずはIDEに繋がっているCD-ROMをプライマリマスタに変更します。
ストレージ2

そして仮想ハードドライブを作成します。コピー元PCと同じくIDEディスクを作成したいので、「コントローラ:IDE」の所をクリックして右横に出る2つのアイコンの右側の+をクリックすると以下のような質問をしてきます。
ストレージ3
ここでは「新規ディスクの作成」を選択して、新しく領域を確保する事にします。

VDI.png
作成するハードドライブの形式をどうするか聞かれます。一番上のVDI形式で良いと思います。

可変固定
仮想ハードドライブのファイルサイズを使った分だけ確保(可変)にするか、最初から全部の容量をアサインするか(固定)を聞かれます。可変の方は使った分だけしか領域は取りませんが、アクセスが遅い。固定はその逆なので必要に応じて選択すればよし。とりあえず今回は可変で行く事にしました。

ハードディスク4
ファイルの置き場と名前、サイズを聞いてきます。元のHDDは80GB程度でしたが、ここでは250GBを確保する事にしました。ここで「作成」ボタンをクリックすると仮想ハードドライブが作成されます。

IDEコントローラの下に新しく仮想ハードドライブが追加されていると思います。
ハードディスク5
移行元PCの環境と同じにするため、新しく作成した仮想ハードドライブをクリックして選択し、「属性」の所でセカンダリマスタとして接続するように変更しました。

さてこれで一応仮想マシンの受け入れ態勢が整いました。移行元PCのディスクの内容を、今作成した仮想ディスクにコピーすれば、うまく行けばそのまま起動してくれる筈です。でもってコピーをする方法なのですが、

1. ハードディスクコピーツールを使う
2. 別の仮想OS(Linux)で移行元HDDから新規に作成した仮想ハードドライブにコピー

などの方法があると思います。丸ごとコピー(クローン)してしまう方が簡単で良いと思うので、EaseUS Todo Backupというフリーのツールを使用する事にしました。私の使用しているのは6.1というバージョンでしたので、最近はもっとバージョンが上がっているかも知れません。それにフリー版ではなく商用版では、確かVirtualBoxの仮想HDDの形式で出力できたような事をどこかで見ました。ま、フリー版でも同じことはできますので問題はありません。

まず、EaseUS Todo BackupをCDから起動できるようにブータブルディスクの作成を行います。これはEaseUS Todo Backupの「ツール」の中にあります。それが終わったら、移行元のPCの内蔵ディスクを取り出して、USBで接続するためのアダプターに装着し、VirtualBoxが動いているマシンに繋ぎます。HDDが認識され使用できる状態になったら、VirtualBoxのマネージャ画面から新しく作った仮想マシンを選択して「起動」をクリックします。すると
oracle画面
こういうオープニング画面が出て来ますので、一度画面内で左ボタンクリックをしてマウスを仮想OSの制御下に移し、F12キーを押してブートメニューを表示させます(マウスカーソルをゲストOSから解放するには右側のCtrlキーを押します)。

bootselection.png
この画面になったら、上にあるVirtualBoxの機能メニューの中から「デバイス」をクリックし、プルダウンメニューの中から「CD/DVDデバイス」にカーソルを当て、ブレイクダウンしたメニューの中から「ホストドライブE:」選択します。
ホストドライブ
(ドライブ名は環境によって違うかも知れません)

もう一度「デバイス」メニューをクリックして、今度はUSBデバイスにカーソルを合わせます。
USBデバイス
出て来たUSBデバイスの中から、USBで繋いだコピー元PCの内蔵ディスクが繋がっているデバイスを選択します。これで、このUSBデバイスが仮想OSの制御下に置かれます(VirtualBoxのUSBデバイスがインストールされるので、使用できるようになるまで少し時間がかかると思います)。

これでコピーする準備が整ったので、CDドライブにEaseUS Todo Backupのブータブルディスクを挿入してCキーを押して起動します。

起動
こんな風にブートメニューが表示されると思いますので、一番上のEaseUS Todo Backupを選択します。
うまく起動すれば
todobackup1.png
このような画面になると思います。ここで「Clone」を選択して、クローン画面に移行します。

todobackup2.png
丸ごとコピーをするので「Disk clone」を選択します。
clone.png
上半分がコピー元の指定ですので、移行元PCに入っていた内蔵ディスクを指定します。
下半分はコピー先の指定なので、新しく作った仮想ハードドライブを指定します。何もパーティションが作成されていない部分です。

間違っていないか良く確認して「Next」でコピーを開始します。

コピー画面
最初のうちは残り時間の表示はどんどん増えて行きます。あてにしないように。

コピーが終了したら、×ボタンを何回か押してEaseUS Todo Backupを終了させます。仮想マシンのウィンドウも×ボタンで「電源オフ」にします。CDドライブからブートCDを抜き取り、改めてVirtualBoxマネージャから起動をかけます。

grub.png
当方のコピー元はGRUBが起動するようになっていましたので、このようにLinux GRUBの画面が無事表示されてきました。

一応、ブートデバイスは変更無しで行くように今まで設定してきたので、そのまま起動しても立ち上がる筈・・・

hdu.png
とりあえず無事kernelは起動できたようです。繋がっているハードウェアが色々違うので、設定を削除したり追加したりの確認がされます。すべて削除(追加)で問題ありませんでした。

login.png
無事ログイン画面が表示されました。ログインも問題無く行えて、元々のソフトウェア環境もほぼそのままで利用できました。

今回、250GBのディスクを切っているのですが、コピー元のディスクは80GBしかなく、それをクローンでコピーしたため、余った部分が使用できない状態になっています。当方の場合はすでに4つのパーティションが切ってあったので、新たにパーティションを作成する事が出来ませんでした。そこで他のLinuxの仮想環境でこの仮想ディスクを使用できるようにして、そこで新たに最終パーティションを容量一杯まで確保したのち、再度そのパーティションだけオリジナルHDDからコピーしてきました。


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プロフィール

夜行虫

Author:夜行虫
夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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