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サイパンの二式大艇


最近、昔撮ったビデオをパソコンに取り込んでいます。今までにもDVDレコーダーに取り込んだものがあるのですが、最近IEEE1394のボードを買いまして直接パソコンに取り込めるようになったのです。

私は水中写真を始める前に水中ビデオ撮影をやっていました。当時まだデジタル方式ではなく、Hi-8という方式でした。今はもうHi-8を再生できる機械は新品では売っていないと思います。撮りためたビデオテープを再生する為に10年くらい前にソニーのGV-D200というレコーダーを買いました。これはA/D変換をする機能が付いていて、i-Linkでデジタル出力ができます。i-Linkというのはソニー独自の名前ですがこれがIEEE1394という規格な訳です。

水中ビデオを始めたのはまだ私がダイビングを始めて間もない頃でもあり、撮影技術も伴っていなかったことから、今になって当時のビデオを見返すとものすごくフラストレーションが貯まります。そんな頃にサイパンに行って水中撮影したビデオがあるのですが、その中に「B-29」という水中に沈んでいる飛行機のポイントに潜ったものがありました。当時は今程と言うかほとんど戦跡なるものに興味は持っておらず、魚(の群れ)を撮って喜んでいた時代でもあり、今見ていると「もっとあそこを写せ!」「もっと寄れって撮れよ」とか言いたくなるものばかりなのです。当時の私は「B-29」と言われて全くそのまま信じてしまっていたのですが、最近このテープをキャプチャーしたついでに背景など調べてみたところ、この沈んでいる飛行機はB-29などではなく、旧日本軍の二式大艇だということが判りました。あ~、なおさらちゃんと撮っておくべきでした(泣)。

ビデオをそのまま動画として上げるのはいささか問題が大有りなので、スナップショットをJPEGで上げることにします。

T2-1.jpg
ラダーのようですね。その奥にある穴あきの板のようなものは操縦席かも知れません。

T2-2.jpg
機銃のような気がするのですが気のせいかな?

T2-4.jpg
胴体部分だと思います。中央右の断面が下の開いたMのような表面が滑らかなパーツは恐らく波消し装置(通称かつおぶし)ではないかと思います。

T2-5.jpg
エンジンとプロペラです。このビデオを撮影した時はかなり流れがあって、まだまだ初心者だった私は結構一杯一杯でした。今だったらもっと間近で舐めるように撮影していたのにと思います。因みにエンジンは三菱製の火星発動機だそうです。

T2-7.jpg
その後にも別のプロペラがありました。

T2-6.jpg
水平尾翼の胴体取り付け部分でしょうか?

T2-9.jpg
ビデオなので色々と邪魔なもの(人とか)が写り込んでいますが、これは主翼が胴体に付いている部分の断面だと思います。

T2-11.jpg
一つ上の写真の位置からもう少し前に進んだところ。奥の方に前部機銃座が見えています。

T2-3.jpg
前部機銃座。突き出しているのは20mm機関砲です。

とまぁこんなもんでした。今はこれを撮影した時に比べてかなり変わっているのではないかと思います。

ついでに同じ日に潜った旧日本軍の徴用貨物船「松安丸」。
sa-1.jpg
これは船首部分です。

sa-2.jpg
割と原型を留めている個所が多いです。サイパンの沖の方で雷撃されたのですが他船に曳航されてサイパン島に辿り着いたそうです。戦後、爆撃の標的として使用されたんだとか。

sa-3.jpg
爆撃された箇所でしょうか。船体がここで折れています。舷窓が見えていますね。

sa-5.jpg
遠くの方に倒れ掛かったクレーンが見えます。

sa-6.jpg
観光用潜水艇の巡回コースなのだそうで、「潜水艇が来たら手を振ってあげて下さい」と言われていましたが、残念ながら遭遇はしませんでした。

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蛍偵察

今年もホタルの時期がやって来ました。

ホタルの発生状況を見にいつものホタルの里に行ってきました。

20160611sRGB.jpg
まだそれほど多い感じはしません。10日くらいしたらまた見に行きたいと思います(→行ってきました)。

あまりホタルが飛んでいないので、代わりにカエルの鳴き声を収録してきました。
前に近所で収録した際はニホンアマガエルばかりでしたが、ここでは他の種類の鳴き声も聞こえてきます。面白いのは、山側と田んぼ側でカエルの棲み分けがあるようです。

まず、山側にマイクを向けて収録した音です。上の蛍の写真と同じ向きです。
再生
あまり詳しくは無いのですが、多分シュレーゲルアオガエルの鳴き声ではないかと思うのですが。
峠道に走り屋が走っていまして、その爆音が少々鬱陶しいです。

次は田んぼ側にマイクを向けて収録した音です。
_DSC8150.jpg
再生
聞きなれたニホンアマガエルの鳴き声とトノサマガエルトウキョウダルマガエルの鳴き声がほとんどです。

次回は走り屋が走っていない時に収録したいです。



2016.6.20追記
19日の晩に再度行ってきました。
この日は夕方から天気が崩れ出して、雨がぽつぽつ降り出していました。雨が降る前には蛍が良く飛ぶと言われているので、蛍が何十匹も乱舞している姿を想像しながら現地に到着。駐車場で車のライトを消して周囲を見渡してみても全くホタルが飛んでいる気配がありません。暗さに目が慣れてくるとようやくポツリポツリと蛍が止まって光っているのが確認できましたが、前回来た時に比べて大幅に数が少なかったです。もしかして今シーズンのゲンジボタルはもう終わりなのでしょうか…?

走り屋の爆音が入っていないカエルの鳴き声を収録してきたので動画にしてアップしておきました。前回アップした時にトノサマガエルと書きましたが、トウキョウダルマガエルの間違いだったようです。関東地方にはトノサマガエルはほとんど生息していないのだとか。この年になって初めて知りました(驚)。


動画開始直後は数匹しか鳴いていませんが、徐々に鳴き声が大きくなっていきます。
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パンスターズ彗星

C/2013 X1パンスターズ彗星を撮影しに行ってきました。

ここのところパンスターズ彗星はみずがめ座のあたりを動いておりまして、5日にはNGC7293らせん状星雲の近傍を通過しました。
みずがめ座はあまり明るい星が無くて形をたどるのが難しい星座です。みずがめ座の南にあるみなみのうお座にはホーマルハウトという1等星があって、みずがめ座はこれを共有する形になっています(学術上はみなみのうお座に所属しています)。

さて、みずがめ座はいて座などと同様にあまり南中高度が高くありません。できれば南方向に光害などが無い場所で撮影したいのですが、自宅付近では「日本最大の光害源」である東京の方向になってしまいます。福島辺りまで逃げても完全にはのがれられない程です。伊豆半島辺りは南方向に大きな都市が無いので絶好のポイントなのですが、いかんせん自宅からは遠くて、確実に晴れが期待できるような状況でもない限りそうそう行けるものでもありません。先週末はあまり天気がよろしくなかったので出掛けなかったのですが、日曜の夜に晴れ間が出そうだという事で、天城よりは自宅に近く南側の空が暗い房総半島方面に出撃しました。

今の時期は夜の明けるのが早く2時半過ぎには薄明が訪れます。そのため彗星が昇って撮影ができるようになってから薄明の開始までは2時間くらいしかありません。しかも月曜には仕事もありますから、薄明開始と同時に撤収開始して帰路に着きました。時を同じくしてあたり一面濃い霧に包まれました。

_DSC8099.jpg
割と空の透明度は良かったようで天の川もハッキリ見えていました。今話題の火星も明るいです。

20160605_2.jpg
西側の空の様子。三浦半島の方はかなり明るいです。

C2013X1_20160606.jpg
らせん状星雲とのツーショットです。最接近の5日を過ぎて少し離れてしまいました。APS-Cサイズのイメージセンサーではちょっと厳しい。写真左下方向にダストの尾が伸びています(写真左方向が北です)。
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夜行虫

Author:夜行虫
夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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