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東北電力の鉄塔

東北の道の駅を周回する途上で目にした東北電力の鉄塔たちです(このページは随時更新されます)。
2018.1.11 間違いを修正しました
2012.8.17更新
・朝日幹線1号鉄塔の写真追加
・新潟幹線、飯豊幹線、五頭幹線、北新幹線、中越幹線を追加

■北本直流幹線
のっけから東北電力でなくて失礼します。J-Powerの送電線です。
北海道函館変換所~青森県上北変換所の間を結んでいます。津軽海峡の間は海底ケーブルになっていますが、その部分は交流送電ではロスが大きいので交流を直流に相互に変換して送電しています。現在は大地の電位を基準に±250kVで送電しています。下の2本が+と-の送電線で、上2本が中性線になっています。
北本直流幹線1

北本直流幹線3

ところで上の写真。撮影した時は気が付きませんでしたが、左端の地平線の上の方に不思議な物体が写っています。いわゆるUFOというやつ?
未確認飛行物体

■むつ幹線
昇圧工事中のむつ幹線115号鉄塔。上北変電所にて。むつ幹線は東通原子力発電所から上北変電所間を結んでいる送電線で、平成21年11月に275kVから500kVに昇圧予定です。500kV系統はこの先十和田幹線となり岩手変電所に至ります。
むつ幹線115

■十和田幹線
上の写真と同じく上北変電所にて撮影した十和田幹線の1号鉄塔(手前)、2号鉄塔(奥)です。まだ架線が張られていませんが、写真中の引き留め鉄構に繋がる予定です。平成25年9月完成予定です。
十和田幹線1号

↓十和田幹線68号鉄塔(十和田市)
十和田幹線68号

↓十和田幹線264号鉄塔(左)と北上幹線1号鉄塔(右)。岩手変電所にて。
十和田幹線と北上幹線

■北上幹線
こちらは建設中の北上幹線。遠野のあたりで撮影しました。北上幹線は十和田幹線と共に、下北半島に建設される原子力発電所の電力を宮城県まで送電するために建設されるそうです。平成22年12月完成の予定だそうです。この建設に伴い、宮城変電所~西仙台変電所間を結ぶ青葉幹線(275kV)が500kVに昇圧される予定です。下北半島の発電所の中には東京電力の施設もあるので、これで関東地方まで送電する500kVのネットワークが完成することになります。
北上幹線

↓宮城県西部で撮影した北上幹線415号鉄塔
北上幹線415号

↓北上幹線111号鉄塔。岩手県盛岡市紫波町付近にて
北上幹線111

↓宮城変電所脇に立つ北上幹線453号(たぶん)鉄塔(右)と新設される500kV母線のそばに新しく建てられる青葉幹線鉄塔(左)。
北上幹線と青葉幹線

■北青幹線
北青幹線は青森県上北変電所から青森変電所を結ぶ275kVの送電線です。東北地方北部には、下北半島周辺に原子力発電所が、日本海沿岸に火力発電所が建設されています。それらの発電所からの電力を送電する環状の275kV送電網が建設されています。北青幹線はその一部です。写真は上北変電所そばに立つ1号鉄塔
北青幹線1号

■北部幹線
北部幹線は岩手県岩手変電所と青森県上北変電所を結ぶ275kVの送電線です。北青幹線とともに環状の送電網の一部となっています。
↓北部幹線1号鉄塔。岩手変電所にて。
北部幹線1号

↓北部幹線296号鉄塔から若番側。青森県七戸町にて。
北部幹線296号

■岩手幹線
岩手幹線は岩手県岩手変電所と同県雫石開閉所を結ぶ275kVの送電線です。
↓岩手変電所脇に立つ岩手幹線鉄塔。鉄塔番号不明。
岩手幹線

■早池峰幹線
早池峰幹線は岩手県水沢変電所と岩手変電所を結ぶ275kVの送電線です。これも環状送電網の一部です。
↓早池峰幹線135号鉄塔から老番側
早池峰幹線135号

↓岩手変電所から延びる北上幹線(左)と早池峰幹線(右)
北上幹線と早池峰幹線

↓ペンキ塗りたての266号鉄塔。岩手変電所近傍にて
早池峰幹線266号

■大潟幹線
大潟幹線は秋田県能代開閉所と秋田変電所を結ぶ275kVの送電線です。上に同じく環状網を形成する送電線です。
↓91号鉄塔から若番側。秋田県五城目町にて。
大潟幹線91若番

■能代火力線
能代火力線は秋田県能代火力発電所と能代開閉所を結ぶ275kVの送電線です。能代火力発電所は120万kWの発電能力を持つ石炭火力発電所です。
↓能代火力線1号鉄塔。能代火力発電所エネジアムパークにて。
能代火力線1号

■北奥幹線
北奥幹線は秋田県能代開閉所から青森変電所を結ぶ275kVの送電線です。1999年に完成しました。東北北部環状網を形成する送電線です。
↓北奥幹線235号鉄塔。青森県黒石市にて。
北奥幹線235

■朝日幹線
朝日幹線の311号鉄塔です。蔵王温泉に行く道すがら撮影しました。朝日幹線は越後開閉所と西仙台変電所の間を結ぶ275kVの送電線です。500kV設計です。
DSC_8965.jpg
越後開閉所から出発する朝日幹線の1号鉄塔。

朝日幹線311号鉄塔

朝日幹線

↓西仙台変電所に入る直前の青葉幹線160号鉄塔(手前)と朝日幹線406号鉄塔(奥)
青葉幹線と朝日幹線
青葉幹線は北上幹線の完成と共に500kVに昇圧されると書きました。上の写真の中央奥に500kV母連が見えており、常磐幹線1号鉄塔の頭が覗いています。青葉幹線が昇圧された時にはこの母連に接続されることになるのですが、間には朝日幹線が通っています。さてどのように接続されるのでしょうか。

■五頭幹線
五頭幹線は越後開閉所と新潟変電所を結ぶ275kV,4導体の送電線です。
DSC_8905.jpg
(93号鉄塔)

■飯豊幹線
飯豊幹線は新潟変電所と米沢変電所を結ぶ275kV、2導体の送電線です。
DSC_8900.jpg
(1号鉄塔)

■新潟幹線
新潟幹線は本名変電所と新潟変電所を結ぶ275kV,2導体の送電線です。
DSC_8893.jpg
(147号鉄塔)

■北新幹線
北新幹線は北新潟変電所から越後開閉所までを結ぶ275kV、4導体の送電線です。
DSC_8985.jpg
(84号鉄塔)

■中越幹線
中越幹線は、越後開閉所と中越変電所を結ぶ275kV、4導体の送電線です。
DSC_8961.jpg

■吉白線
吉白線は明治44年に建設された、現役で使われている送電鉄塔の中で最も古いものだそうです。この写真は山形県川西町西川町で撮影しました。
DSC_2054.jpg

吉川発電所と白岩発電所を結んでいる(こう長6.5km)ことからその頭の1文字ずつを取って「吉白線」と呼ぶのでしょう。
DSC_2053.jpg
更に詳しい説明はこちら

↓鉄塔2基を並べて建てた鉄塔も。
DSC_2045.jpg
遠くに見える500kV級鉄塔は朝日幹線山形幹線です。

2012.4.5追記:吉白線はすでに撤去されているようです

■八森線
吉白線と同じように歴史のありそうな鉄塔ですが、詳細は不明です。八森は合併前の旧村名(現八峰町)で、秋田県日本海沿岸の最北部です。
↓八森線79号鉄塔から若番側。秋田県八峰町にて。
八森線79若番側

↓途中、コンクリート柱になっている個所があり、まるで蝋燭台が連なっているよう。
八森線

■新地火力線
相馬共同火力発電の新地火力発電所から出て行く新地火力線の1号鉄塔です。500kV設計です。相馬共同火力は東北電力と東京電力が共同で設立した会社で、新地火力発電所は100万キロワットのタービン2基を有する石炭火力発電所です。
新地火力線1号

新地火力線は常磐幹線156号鉄塔(写真下:右)で常磐幹線と繋がり、南相馬変電所と西仙台変電所に至ります。左の背の低い鉄塔は新地火力線51-1号鉄塔です。
常磐幹線156号

■勿来幹線
勿来幹線は常磐共同火力勿来発電所と福島県須賀川変電所を結んでいる275kVの送電線です。常磐共同火力発電は東京電力と東北電力がほぼ50%ずつ出資して設立した会社です。東電側には阿武隈線275kVで那珂変電所に送電しています。

勿来幹線1号鉄塔
勿来幹線1号

勿来幹線178号鉄塔
勿来幹線178号

■松川地熱線
岩手県の松川地熱発電所で発電された電気を運ぶ66kV1回線の送電線で、写真は1号鉄塔です。
松川地熱線1号
松川地熱発電所は日本重化学工業が建設した日本最初の地熱発電所です。現在は東北水力地熱株式会社に引き継がれています。昔は施設の中まで入って見学できたのですが、今はPR館だけしか見学できません。
松川地熱発電所


■癒し系1回線
関東地方では、かなりの末端以外ではあまり目にすることの無い、「癒し系」1回線の送電線ですが、地方に行くと割合普通にあるものですね。下の写真は、1回線の紅白鉄塔で、もはや癒し系とは言えないかも知れません。
癒し系1

■鉄塔からいきなり電柱
鉄塔から電柱

鉄塔から電柱2

最初に見たときは「え!? 高圧線が変電所無しにいきなり電柱に?」と思いましたが、川を越える部分だけ鉄塔になっているだけでした。

■猪苗代旧幹線
これは東北電力の鉄塔ではなく東京電力の鉄塔ですが、福島県内ということで掲載します。
猪苗代旧幹線
猪苗代旧幹線は大正3年に建設された古い送電線です。当時の猪苗代第一水力発電所で発電された電力を東京の田端変電所まで送電していたそうです。当時は猪苗代線と言っていたそうですが、ほぼ同一ルートで新線が建設され猪苗代旧線となり、現在は猪苗代旧幹線と呼ばれています。
猪苗代旧幹線2
「大 3 7」と書いてありますが、大正37年は無いので大正3年7月という意味でしょう。因みに電気の史料館には当時の鉄塔番号札が展示されています。
猪苗代旧幹線番号札
Aと書いてあるのはAルートという意味のようです。

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お邪魔しました(^^)。

こんにちは。

今日は仕事を休んで家でのんびりしてます。
PCでブログを見たりしてます。
いろいろ参考にさせていただきました。
また寄らせてもらいますね。

「鉄塔」って、夜行虫さんのブログを読むまでは、全く意識したことはありませんでした。
結構いろんな形があるんですね。
好きな気持ちに理由なんていらないのでしょうが、鉄塔の魅力ってどんなところにあると思いますか?
よければお聞かせ下さい。

> 好きな気持ちに理由なんていらないのでしょうが、鉄塔の魅力ってどんなところにあると思いますか?

うーん、難しい質問ですね(笑)
私の場合はどちらかというと鉄塔そのものより、ある送電線がどこから来てどこに行くのかを調べることに興味がありますね。「ナイル川の源流を探検する」のに似たある種の冒険の様なものかな(笑)。国土地理院の地形図がオンラインで閲覧できる今では、送電線の経路はネットで容易に調べることが出来ますし、ホームページに情報を乗せている方も沢山おられますが、現地に行ってみないと判らないことも沢山あります。ところでたまこさん、東日本の電気は50Hzで一秒間に50回プラスとマイナスが入れ替わっていますけど、このタイミングって西は静岡県から北は青森県までどこに行っても同じタイミングって知っていましたか?それは送電線によってあらゆる場所が相互に繋がっているからなんです。もちろん、途中にトランスなどがありますので、直接結ばれているのではないですけど。

もちろん、知りませんでした。 o(^o^)o
その一秒間に50回入れ替わるっていうのは、可能なんですね?
すごく早そうですが・・・。
東日本が50Hzで、確か西日本は60Hzでしたっけ?
違いがあるので電化製品が使えないとか聞いたことがありますが・・・あやふやな記憶なので定かではありません。

恥ずかしながら、電気のことって全然分かりません。
学校で習いましたっけ?(記憶なし)
それとも夜行虫さんは興味があってご自分で勉強されたのでしょうか。

何かを突き詰めていくのは楽しいですよね。

そういえば電気っていつ習ったんでしたっけねぇ。オームの法則とかは中学の理科でやったような気がしますが、より実際的なものは技術家庭科でやったような。なので女の人はあまり接する機会がなかったかもしれませんね。子供の頃からラジオを自作したりしていましたが、その後電気とは関係の無い方面に進んでしまい、今は必要に迫られてまた勉強しなおしている今日この頃です。

No title

吉白線の記事についてです。川西町での撮影とありますが、正しくは西川町であり、吉白線の奥に見える500kV設計の送電線は朝日幹線ではなく山形幹線であると思われます。

Re: No title

誤りについてご指摘ありがとうございます。
ご指摘箇所については修正させて頂きます。
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プロフィール

夜行虫

Author:夜行虫
夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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