夜行虫のつぶやき

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最近読んだ本

「正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために」を読みました。
本書は、現在の地球温暖化の原因は二酸化炭素ではなく、西暦1600年〜1800年頃に存在する寒冷期から現在にかけて温度が上がっている現象に過ぎないことを述べています。著者の赤祖父氏は元アラスカ大学国際北極圏研究センターの所長で、オーロラ研究が専門だそうですが、豊富なデータをバックグラウンドにした主張には大いに説得力があります。そもそもIPCCをはじめ、二酸化炭素主犯説の根拠になっているのが、「ホッケースティック」と呼ばれている気温の変化であります。このグラフを見ると、1900年頃より気温が急上昇しているように見え、人間活動による二酸化炭素の放出が増えてきた時期と重なることから、関連が疑われました。しかし、1900年以前の気温変動は、このグラフよりはるかに大きいことがわかってきました。二酸化炭素が急増するのは1946年頃(第2次大戦後)と考えられますが、気温の上昇はそれよりも200〜300年も前から始まっていたことになります。また、1800年以降の気温上昇は、ほぼ直線で近似できるそうで、100年あたり0.5℃という勾配になります。

正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために
(2008/06)
赤祖父 俊一

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