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気圧計測のその後(第3報)

前回の書き込みからずいぶん時間が開いてしまいました。

昨年11月からLPS331APで気圧を計測し始めてから9か月ほど経ちました。これまで出してきた誤差の傾向は、センサー温度が低い時には高めの気圧を出し、センサー温度が高い時には低めの気圧を出してくる傾向が有りました。ただ、測定開始以降はずっと寒い時期でしたので、低い温度のデータはかなり豊富に得られていましたが、最近になってやっと高い温度域のデータも溜まってきたので統計を出しなおしました。

以前も書きましたが、気圧を測っている場所の「正確な」気圧値は不明です。なので、気圧を測っている気象官署のデータから推定する事にします。当方の住んでいるつくば市は、ちょうど気象庁の東京と水戸の気象台を結ぶ線上にあります。ですので、両地点の気圧差から距離で比例配分してつくばの気圧を推定してこれを仮の真値として扱います。

誤差150716
Y軸のプラスはLPS331APの方が実際の気圧より高い値を出していることを表します。黒の曲線は2次多項式を当てはめたものですが、十分近似できていると思います。誤差の近似式は以下のようなものになっています。

測定誤差=0.004100893×t^2 - 0.258780317×t + 3.644061583  (t=センサー温度(℃))


これで計算される誤差をLPS331APの測定値から引いてやると正確な気圧の値になります。

上記回帰式で得られた気圧の値と東京-水戸の気圧から推定したつくばの気圧との差(≒残差)の分布は下記のようになります。
残差150716
(母)標準偏差は0.25hPaとなりますので、およそ95%の測定値が±0.5hPaの精度で求まっていると推定されます。

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夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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