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シン・ゴジラを観る

シン・ゴジラを映画館にて観て来ました。

ここのところずっと土浦でしかやっていない映画ばかり観ていましたが、久しぶりにムービックスつくばにての鑑賞です。

私はディテールにこだわって作る監督が好きです。なので、庵野秀明とか樋口真嗣はとても支持している監督さんです。
今回のシン・ゴジラは総監督庵野秀明、監督・特技監督樋口真嗣ということでこれはもう観に行くのは決定事項です。本当はIMAXで観たかったのですが、残念ながら期間が終わってしまい2D版での鑑賞となりました。

東京湾アクアトンネルで崩落事故が起こり、直上の海面には水蒸気が湧きあがっています。政府内には緊急の対策委員会が発足してあーでもない、こーでもないという議論が始まります。向かい合う長テーブルに委員が座り、その後ろにオブザーバーといわれる助っ人が控えます。その場面は私が昔とある政府の委員会にオブザーバーとして出た時の光景にそっくりで、まず最初のこだわりにニッコリ。そして御用学者の意見を取り入れて「不明巨大生物」は上陸する事は無いとマスコミ発表を行うのですが、予想に反して不明巨大生物は上陸してしまいます。この映画は福島の原発事故を強く意識して作られていまして、庵野氏の中ではゴジラ=福島第1原発なのだと思います。で、このシーンは恐らく「原子炉は正常に制御されています」と言い続けていた当時の政府を描いているんだと思います。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、最後にゴジラをやっつける切り札をゴジラ体内に送り込むのは、使用済み燃料プールに水を供給したあれです。

さて、自衛隊による「駆除」が承認されて攻撃が始まります。ここで登場するのが陸自の誇る「ヒトマル式戦車」。一旦モニター上で目標を指示すると、車体がどんな向きになろうとも砲身は目標を自動的に追尾して射撃ができる最新式の戦車です。以前のゴジラ映画は残念ながらこの辺のディテールはほとんど顧みられず、かなりがっかりなシーンになっていましたが、さすがはミリオタの庵野監督。ゴジラが放り投げた橋を回避するため、10式戦車が砲塔をゴジラの方向に固定しながら車体を旋回させるシーンには心の中で「おー!」と叫んでしまいました。

音楽は随所に歴代の東宝SF映画のものやエヴァンゲリオンのものが使われています。特に、伊福部昭の所謂「伊福部マーチ」と呼ばれる「宇宙大戦争マーチ」等は当時のモノラルのものがそのまま採用されています。それは録り直しても良かったような気がしますけど。


その後海に消えたゴジラが第4進化を遂げてまたまた鎌倉に上陸してきます。その後横浜市を突っ切って北上して東京をめざすのですが、昔育った横浜の街並みが出てきて再びニッコリ。送電線好きな庵野監督ですから、実在する「南横浜火力線」もしっかり描写されていました。上空から俯瞰する街並みは港南台から日野にかけての一帯でした。

パンフレットは売り切れていて買えませんでした。久々にもう一度見てみたいと思う一作でした。
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夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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