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最近見た映画

今回はDVD(Blu-ray)で観た映画のあらすじと感想です。

子供の頃に観た映画で、割とマイナーな映画なんだけど妙に記憶にずっと残っている映画がいくつかありました。
今はそういう映画でも大抵DVDなどになっていて、注文すればすぐに届く世の中です。
ということで、ちょっと心に引っかかっていた映画を購入してみました。

まず一本目。
bedford.jpg
駆逐艦ベッドフォード作戦。
DVDのカバーはカラーですが、映画自体はモノクロです。冷戦時代にデンマーク海峡を哨戒するアメリカの駆逐艦ベッドフォードがソビエトの潜水艦を発見しそれを追跡するお話です。戦争映画のようで戦争映画とは呼べないような内容で、偏執的に潜水艦を追い詰めようとする艦長の描写が主として描かれています。
話は駆逐艦にカメラマンと軍医が新たにやって来るところから始まります。軍医が案内された医務室で行われていたのは診察ではなく、生ごみの分析。それはゴミが何処から排出されたのかを特定するためでした。艦長からは「駆逐艦というものは一発喰らったらそれで終わり。軍医の出る幕は無い」とまで言われます。カメラマンの方も戦闘態勢の時は勝手に動くなとかアスロックは撮るなとかいろいろ制限をされます。そして駆逐艦はついにソ連の潜水艦を見つけます。司令部に強制浮上の実施を要請しますが、待機せよと却下されます。しかし艦長は命令を無視して潜水艦の追尾を続けます。戦闘態勢が長時間にわたり続き、乗組員の疲労もピークに達します。あまり追いつめると攻撃されると忠告される艦長は、それに対する反撃準備としてアスロックの発射準備を命じます。そして艦長が「ベッドフォードは攻撃しない。敵が撃って初めて発射だ」と説明したのを武器担当が発射命令と勘違いしてアスロックを発射してしまいます。そして潜水艦は破壊される直前に駆逐艦に対し核弾頭魚雷を発射していました…


冷戦時代のキューバ危機の直後はよくこういう核の恐怖を描いた映画が作られました。本作品も、次に紹介する映画もそれです。不思議と、核爆発が回避されてハッピーエンドになるというストーリーではないのですね。もしかすると世の中に悲壮感が漂っている時勢には逆にハッピーエンドの映画は好まれないのかも知れません。

二本目
Dr_strangelove.jpg
博士の異常な愛情。原題は「Dr. Strangelove Or: How I Learned To Stop Worrying And Love The Bomb」というとても長いものです。直訳すれば「ストレンジラブ博士 または私はどのように心配する事をやめ爆弾を愛するようになったか」というちょっとイミフなものです。Strangeloveを邦題では博士の異常な愛情としていますが、正しくは人の名前です。ドイツ語の名前をそのまま英語に訳したんだと映画の中では説明されています。英語版WikiではMerkwürdigliebeと書かれていますが、確かに翻訳サイトで変換するとStrange Loveと出て来ますね。本当にそういう名前があるのかは知りませんが。監督はあのスタンリー・キューブリックです。2001年宇宙の旅、時計仕掛けのオレンジと並んでキューブリックのSF三部作と言われるらしいですが、私の中では本作はかなりマイナーです。この映画では主演のピーター・セラーズが一人三役(大統領、ストレンジラブ博士、マンドレーク大佐)を演じています。あらすじはこうです。
リッパー将軍と言うちょっと頭のイカレた将軍が、「R作戦」と言う戦略爆撃機によるソビエトの軍事目標に対する全面核攻撃命令を出してしまいます。それでまわりが大騒ぎになりますが、作戦室にソ連の大使を呼んで事実を告げたところ、ソ連では「皆殺し装置」というものを開発しており、ソ連が核攻撃を受けると自動的にそれが作動し、全人類を核爆発で滅亡させてしまうのだということが明かされます。しかし、R作戦の撤回命令の暗号はリッパー将軍の頭の中。数十機の爆撃機B-52は刻一刻と目標に近付いていく…というものです。ネタバレさせてしまうと、帰還命令を機器故障で受け取れなかった一機のB-52がソ連の迎撃をかいくぐり、水爆を投下してしまいます。そして、ストレンジラブ博士が「皆殺し装置作動後の生き残り方法」を大統領に進言しますが、その内容と言うのが炭鉱の地下深くに潜伏するというものでした。男一人に対し女十人というハーレムな世界が提案されておりました。映画のラストは「皆殺し装置」が作動した世界を描いているのか核爆発の連続映像で、バックの音楽は「また会いましょう」という曲です。「きっとまた会えるでしょう。いつかある晴れた日に」と言う歌詞がなんか意味深です。シン・ゴジラでも書いたように、私はディテールにこだわって作られた映画が好きなのですが、この映画のB-52機上で粛々と実施されるチェックシーケンスと爆弾のセイフティロック解除のシーンが何となく本物みたいで好きです。その背後に流れている曲「ジョニーが凱旋する時」は最初に観た時から頭に焼き付いていました。


B-52の弾倉の中の水素爆弾には「Nuclear warhead Handle with care」と書かれているのが笑えます。
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夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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