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紀伊半島の旅

10連休前半は紀伊半島を旅してきました。

前半はあまり天気が良くなさそうなので、天体撮影の機材はポタ赤のみで軽量化を図ります。その分キャンプ用品等を少し多めに持参します。一応、宿泊予定のキャンプ場は事前にリサーチして決めていましたが、それ以外の目的地は特に決めずの無計画旅行です。

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東名阪道のとあるPAにて。普通車区画を3レーンも潰しての横断駐車。東日本ではまず見かけない光景にちょっと唖然。岡山の運輸会社のトラックのようですが。

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大型連休なので混雑具合を心配していましたが、何の事は無いガラガラ状態。

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区画サイトとフリーサイトがありますがフリーサイトにしました。寝るのは車中なので、テントは張らずタープのみ設営。

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初日の晩は何とか晴れたので固定撮影で星を。このスクリーンタープは私のものです。

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かなりの山奥なので空は暗いです。

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晩飯はちょっと良いお肉でステーキなどを。さすがに松坂牛でという訳にはいきませんでしたが。

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ダム巡りでの一枚。旭ダムという関電の揚水発電に使用されている下ダムです。はじめは何の前提知識も持たずにダムに行き、ダムカードを配布している発電所に行く途中に・・・

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こういう超高圧の送電線が発電所から出ているようです。この発電所、ただものではないな?と思ったら揚水発電所でした。送電線は奥吉野線という500kVの送電線で、東大和開閉所に繋がっているようです。

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十津川温泉で汗を流します。

そして大雨が予想されている29日晩~30日はタープを雨に濡らしたくないので早々に撤収。場所も潮岬に移動。
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大雨が降るというのに皆さん大丈夫でしょうか。我々は車中泊なんで他人事なんですが・・・

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潮岬灯台を探索。ここは有料ですが上まで登れます。

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初代木製灯台は1873年、建て替えが1878年と記されています。

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併設されている資料館にて。昔使用されていた第2等不動レンズ。昭和32年まで使用されていたそうです。因みに現在は120センチの回転式灯器になっていて灯台の等級は無等です。

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昔使用されていた光源。

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近くの岩礁を照らす投光器

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遠景

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付近には海軍望楼跡という遺構があるようです。それゆえこのキャンプ場がある丘を望楼の丘と呼ぶそうです。今回そこにはいきませんでしたが、丘の一角に標柱と何かの台座。探照灯かな?この標柱には燈臺(台)局と書かれているそうです。

予報通り夜中には大雨となり車体に打ち付ける雨の音が一晩中続きます。テント泊だったら雨漏りが…とかで寝てもいられない状態ですが、車中泊ではそういう心配は無し。

翌日もダムなど回ってダムカードを集めますが、途中に寄った橋杭岩。
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天気が悪いです。

この日の泊地は大台ケ原。

4泊5日(+移動日一泊)を終えて帰る日。私はまだ伊勢神宮に行ったことが無かったので、帰りがけに寄って行こうと思っていたのですが、そこに行く途中に中央構造線の露頭があることを思い出し、予定変更。この日は中央構造線探索の日に。これぞ無計画旅行(笑)

月出の中央構造線露頭という国指定の天然記念物になっています。かなりの悪路ではありますが、近くまで車で行けます。が、最後の500mは車進入禁止で歩くことに。
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かなりな急坂を下ります。帰りが本当にしんどかった。

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ここがその露頭。なかなか良く出ているではないですか。写真の右上から左下の方にほぼ対角線上に中央構造線の断層面があります。断層の左側(上盤)が日本列島の内帯、右側(下盤)が同じく外帯です。断層を境にして内帯の領家帯の花崗閃緑岩等を原岩とするカタクレーサイトと外帯の三波川帯の黒色片岩(のカタクレーサイト)が接しています。

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露頭上部に見えている断層面のアップ。断層面はガウジ化しているように見えます。

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露頭の上の道路にも断層面の一部が見えています。これより右側は三波川帯の黒色片岩が分布していると思われますが、非常に崩れやすい為コンクリートで補強されています。

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中の黒い部分は三波川帯の岩石のように見えます。手前側は領家帯の火成岩のようにも見えるし…。浅学な私では判断しかねます。

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典型的な結晶片岩の割れ方

月出の露頭の東には粟野の中央構造線露頭という別の露頭があります。レビューのコメントではそちらの方が境界が判りやすいということで、そちらにも行こうと思ったのですが、月出の露頭から先は通行止めで行けません。一旦山を下りて登り口を探すのですが、それらしい道も案内標識もありません。一旦道の駅に撤収して情報を再度チェックすると、三峰山の登山口の方から行けば良い事が判明。昼飯を済ませてから再度アプローチしてみます(国道にある登山口の入り口には小さな露頭案内板がありました)。

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ここが三峰山登山口。露頭はここを右方向に更に5km程行きます。後から判りましたがこの場所も中央構造線の断層上に有ります。

途中、山を下りる道とそのまま同じ高さを進む道が分岐するところがあり、同じ高さ(左側)の道を進んだのですが、一向に露頭が見えてこず、そろそろ引き返そうかと思ったところで露頭が現れました。
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これが粟野の中央構造線露頭です。月出の露頭は断層をほぼ直角に切断したようなものでしたが、こちらの露頭は崖がほぼ断層の走向に並行しており、断層面が傾斜しているため断面が現れているというもの。領家帯側が上側、三波川帯が下になりますが、崩れた土砂に覆われた部分が多い為に領家帯の岩石の方があまり露出していません。

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断層部分を拡大

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崖の裏側に回って撮影

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ちゃんと露出したものかどうか不明ですが、断層面下側にあった三波川帯らしき黒色片岩。

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三峰山登山口から露頭までの間はほとんどが領家帯の中を進みます。ところどころにこのように粘土化した箇所があります。付随する断層面なのかもしれません。

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領家帯岩石の中にこのような縞状の暗黒色の岩石が。まるで三波川帯の黒色片岩が取り込まれているように見えます。堆積岩由来のカタクレーサイトという奴でしょうか?

ということで中央構造線の探索を終え、温泉併設の道の駅いいだかを今宵の泊地とします。

翌日は前日にキャンセルしたお伊勢参り。GW中は高速インターの出口規制や道路の通行止め等がもろもろあるので、規制が始まる前の早朝に伊勢市内に入ります。伊勢神宮には豊受大神を祭っている外宮と天照大神を祭っている内宮がありますが、参拝順序としては外宮をまず参拝してから内宮という順序になります。

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外宮にある手水舎。すごい人でしたが誰もいなくなった一瞬を。

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「外宮の参道は左側通行」なんですが、もう思い思いに皆さん歩いています。

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正宮

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古殿地(の片側)。平成25年に式年遷宮が行われるまで正宮が建っていた場所です。

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樹齢の古そうな木が沢山

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古殿地近くの池でのワンショット。水面に映り込む木々がまるで池の中に別世界が存在するような錯覚に陥ります。

外宮から内宮は5km程離れているので車にて移動。駐車場は五十鈴公園の中に誘導されました。内宮までかなり遠い
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木除杭。川の増水で流れてきた木等が橋にぶつからないように立てられているそうです。

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新天皇の即位を祝って行われる奉祝舞楽の舞台だそうです。

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内宮は参道の右側通行ですがここは一方通行になっていました。

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五十鈴川御手洗場

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巨木がいっぱい

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皇大神宮正宮

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宇治橋

帰りは伊勢志摩スカイラインを通って鳥羽に抜けます。そこから先は伊勢湾フェリーで伊良湖岬まで。

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朝熊山山頂の展望台から。なかなかの絶景です。

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フェリー乗り場に着くと15分ほどで出航するフェリーがありました。急いで乗船券を買って無事乗船。

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伊良湖岬から鳥羽に向かってくるフェリー

フェリー下船後は浜松から東名高速に乗りましたが、裾野から大渋滞。更に海老名からも渋滞とのことで圏央道経由で帰宅。疲れた…
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夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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