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小笠原旅行記(戦跡編)

お盆休みに小笠原に行ってきました。

前の週から台風10号が小笠原近海に停滞していて、船(おがさわら丸)の運行がどうなるのか気が気ではありませんでした。最初の予報では小笠原からそのまま北上してきて、ちょうど出航の日あたりに関東の南海上まで北上してきて、その後日本の東海上に抜けるような予報が多数出ていました。これはもうダメかもしれんね…とほぼ諦めていたのですが、最初の予報よりかなり西寄りコースを通って北上したため、予定より1日遅い出航に変更にはなりましたが、なんとか欠航は避けられました。帰りの船も1日遅くなるので、色々と予定の組み直しが必要になりました。

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東京湾の中ではほとんど揺れないのはお約束ですが、夜半過ぎから猛烈に揺れだしました。上の写真は朝4時頃の海の様子。船酔いはしませんでしたが、体調は万全ではありません。

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結局父島には定刻より1時間40分ほど遅れて到着しました。日程変更でかなりのキャンセル者が出た模様です。

到着日の午後は戦跡巡りのツアーに参加しました。板長さんの所にお願いしました。13時30分ピックアップのところ、船が遅れたので30分ほど遅らせてもらいました。

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最初は海軍通信隊の壕跡に入ります。

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中は立って歩けるくらい天井は高いです。

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壁には当時の碍子がそのまま残っていました。

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通信隊の隊長の部屋

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水を貯めておくドラム缶

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兵隊たちはこういう溝を掘ったような所で寝泊まりをしていたらしいです

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しばらく行くと陸軍の四一式山砲が収められた壕が

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明治41年に試作が完成したため四一式山砲と名付けられたそうです(制式制定は明治44年)。口径は75mm

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後ろ側から

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海軍の十年式十二糎高角砲。元々山の上の方の砲台に設置されていましたが、米軍の上陸を想定して壕の中に入れられました。

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外から見た様子

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飯炊き用のかまど

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発電機室

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内部の様子。窓はドラム缶が利用されているようです

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付近には碍子がいくつも落ちていました

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高角砲が元々設置されていた砲台です

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こちらも発電機室(海軍)

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中の様子

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機銃で撃たれた跡が残っていました

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陸軍の八八式七糎野戦高射砲。海軍は「高角砲」と呼ぶのに対して陸軍は高射砲と呼んでいました

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壕の外から見た様子

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閉鎖機のあたりに昭和16年製の刻印が。その上の文字はかすれていて良く判別できませんが「八八式七糎野戦高射砲」と書いてあるそうです。

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運搬の際にどこかに付いていたと思われるタイヤ。内外ゴム製でした

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壕の外に出ると境浦の濱江丸が良く見えました(と言っても上部構造物はほとんど流出しています)

因みに1992年に小笠原を旅行した際に撮影した濱江丸がこちら
濱江丸01

濱江丸02
浜からシュノーケリングで泳いで行きました。

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トロッコの車輪とレール

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湯呑と酒の瓶

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ビール瓶には「桜ビール」と書いてありました。時代から考えると桜酒造か大日本麦酒のどちらかの製造だと思います。

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機関銃の銃眼

一旦夜明山の駐車場に戻り、通信隊の発電所と司令部を見学。
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元々民間が始めた通信所だったものを接収したそうです。

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発電機が置かれていた台座部分

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建物内部はこんな様子

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司令部の外観

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中の方はかなり破壊されています

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同上

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爆弾が直撃したと思われる穴

所要時間は2時間半ほど。なかなかに中身の濃いツアーでした。

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清瀬隧道の木の扉。空襲の時には住民はこのトンネルの中に避難したそうです

次回はダイビングその他の事を書く予定
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夜行虫とは天体撮影等、夜に出歩くのが多いことから名づけました。夜光虫の誤変換ではありません。海に潜ったり温泉浸かったりも趣味です。

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